「卒業生は今」の8回目は、英会話学校講師の赤柴亜梨沙さんです。
私は2016年宮城学院を卒業し、株式会社イーオンへ入社しました。現在はスクール全体の教務主任として働いています。仕事内容としては子供から大人までの、日常会話や資格試験のティーチング、主任に就いてからは先生達のケアやレッスンのオブザーブ、企画から数値の確認まで幅広く行なっています。
宮城学院女子大学英文学科へ入学を決めたのは、もちろん英語を学ぶためでした。入学前は、英語を深めれば世界各国の人とコミュニケーションが取れ、将来の幅も広がると思っていました。入学して、英文学科で素晴らしい先生方と一緒に勉強できる仲間たちに出会い、4年間毎日毎日英語に向き合いました。2年生の夏に3週間イギリスへ語学研修に行けた事もその後の自信に繋がったと思っています。
私は英語学が専攻でしたが、教職も取っていたため英米文化と英語学の授業を両方取ることができました。英米の文化背景を学び、さらにことばについて学びました。英語学の講義、セミナーでは、中高校時代には疑問にすら思わなかった英文法のルールを考える毎日でした。それに加えて、英語の教授法や模擬授業等も行っていたのでまさに今の仕事に直結する内容ばかりでした。そのおかげで、現在も受講生が英文法や文化についての質問があれば、学生時代に学んだことをそのまま伝えてみたり、キッズレッスンでは学生時代に学んだ教授法を使いクラスをコントロールしています。私達のレッスンは基本全て英語で進めるので、スピーキングの面も含め、学生時代に受けた講義を全て活かしながら働けていると実感しています。
在学生の皆様は、学生時代は学べる環境にいることを意識して、貪欲に学んでください。多様な知識をつけて英語を学び、自分を磨きくことが、将来の選択肢の幅を広める一つになると思っています。英語は教科でなく、生きた言語ですので学び続けてください。
赤柴(旧姓 大内)亜梨沙さん
宮城県立仙台二華高等学校卒業、2016年宮城学院女子大学英文学科を卒業、現在株式会社イーオン社員。
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卒業生は今 [2] IKOMA Language School (シンガポール)福井瑞乃さん