卒業生は今 [2] IKOMA Language School (シンガポール)福井瑞乃さん

2018.07.02

「卒業生は今」第二回目は、シンガポールで日本語教師をしている福井瑞乃さんです。無題21236

1.現在の仕事について

「2013年からシンガポールで日本語教師として働いています。現在、初級から中級まで8つのクラスを担当しており、各クラスに10〜18名の学生が在籍しています。学生は老若男女、日本語を勉強する理由や目的も様々です。シンガポールは多民族国家ですから、クラスにはシンガポール人だけでなく、マレーシア人やインドネシア人の学生もいます。媒介語を使わず、直接法で授業を行っていますが、学生の中には非漢字圏の人もいますから、特に初級のクラスでは身振り手振りを交えながら、わかりやすく伝えることを心がけています。この仕事は、学生と一緒に自分自身も成長することができる大変やりがいのある仕事だと感じています。」

2.英文学科での学びと現在の仕事との関係について

「英文学科在学中、いろいろな経験をしました。3年生の夏から4年生の春まで半年間、在学留学制度を利用してハイデルバーグ大学(米・オハイオ州)へ留学し、英語漬けの日々を過ごしました。

宮城学院女子大学英文学科の授業では英語のプレゼンテーションがあり、とても緊張したのを覚えていますが、人の前に立ち何かを伝えるという点では、現在の仕事に共通するものがあります。また、英語音声学の授業では、舌の置く位置や、それぞれの音の特徴など英語の発音を厳しくご指導いただきました。言葉は違いますが、日本語の発音を教える際、それらの知識が大変役に立っています。

留学を通して世界が広がり、将来は日本にとどまることなく、日本以外の国で生活をしてみたいと思うようになりました。また、他大学の留学生と友達になり、交流を深めているうちに、彼らと関わる仕事をしたいと思うようになり、いつしか日本語教師を目指すようになりました。

最後に、みなさんは、アップルの創設者であるスティーブ・ジョブズ (Steve Jobs)の”Connecting the dots”という有名な話を知っていますか。大学時代を振り返り、宮城学院女子大学英文学科での4年間がなければ、今の私はなかっただろうと思います。在学生のみなさんも、無駄な授業や活動は一つもありませんので、全てのことに対して努力を惜しまず自分の直感を信じて、大学生活を送っていってほしいと思います。」

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(写真右端が福井さん)

福井瑞乃さん

宮城県仙台市生まれ、石巻女子高等学校を卒業、2011年宮城学院女子大学英文学科を卒業。

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