仙台村田製作所社員食堂コラボメニューを提供しました

生活科学部食品栄養学科・濟渡久美准教授のゼミナールに所属する学生が考案したメニューが、(株)仙台村田製作所の社内食堂で従業員の皆さんに提供されました。
(株)仙台村田製作所では、共有スペースや会議室などに女性社員の目線を取り入れ、機能的で居心地の良い空間作りに取り組んでいます。
2025年2月に内装リニューアル(協力・本学生活科学部生活文化デザイン学科 安田ゼミ)が行われており、リニューアル後初めてのコラボメニュー提供の機会となりました。

2021年度から2024年度までの4年間は食品栄養学科・伊藤佳代子ゼミによって展開されてきたコラボメニュー提供ですが、2025年度からは同学科の濟渡ゼミがその活動を引き継ぎ、社員の皆様の健康管理につながるよう工夫を凝らした提案をしていきます。
今回6月10日のコラボメニューデーのために考案したのは「ドライカレー定食」です。

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今回の提供メニュー
(玄米とゴロゴロ野菜のドライカレー、いぶりがっこ入りポテトサラダ、しゃきっとえのきたまごスープ)

ドライカレーのごはんには玄米を使用し、レンコンやニンジンなど噛み応えのある具材で作ることによって、しっかりと噛んで食べるメニューに仕上げました。副菜のポテトサラダにもいぶりがっこのいちょう切りを加えて、豊かな風味と噛み応えを両立しました。たまごスープにはしゃきしゃきとした食感のあるえのきを入れ、ほうれん草の緑、カニカマの赤で彩り良くしました。咀嚼回数が自然にアップする工夫を散りばめたメニューを組み合わせることによって、食材に含まれる栄養素をしっかりと身体に届けられる内容です。

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なお、今回の取り組みは卒業研究の一環でもあり、食事を終えた従業員の方には普段の食生活や生活習慣に関するアンケートにご協力いただきました。休憩の貴重なお時間をいただき、この場を借りて御礼申し上げます。
今後も(株)仙台村田製作所と本学は、心身の健康や学びにフォーカスしたプロジェクトを進めていく予定です。