(株)仙台村田製作所と連携協定を締結しました

この度、スマートフォン向け高周波電子部品事業を手掛ける株式会社仙台村田製作所と本学は、お互いの知的および人的資源の活発な交流と活用を図ることを目的とした連携協定を締結しました。
今後は、仙台村田製作所の福利厚生面を充実化するための事業や調査、研究に本学が積極的に協力していくことになります。

既に食品栄養学科・伊藤佳代子准教授のゼミナールとともに社員の健康づくりを目的とした食堂のメニュー開発と研究をしており、今後は、心理学・教育・子育てなどの分野でも、これからの時代にふさわしい福利厚生面の取り組みについて本学が学術的に協力するとともに、仙台村田製作所からは、学生たちへの実践的な学びの場を提供していただくことになります。

 

仙台村田製作所・小山正人取締役工場長は、「弊社は”地域の喜び”と”従業員の喜び”を企業理念としています。食堂メニューのイベントでは、従業員たちが食事を楽しみ、アンケートに答えているのを見て、これは地域貢献にもつながっていると気付きました。今後の協力関係に大変期待しています」と話し、事務課シニアマネージャーの井浦武士様は「普段食堂を利用しない従業員も訪れるきっかけになりましたし、栄養価に関する資料も丁寧に作られていて参考になりました。どんな連携計画を立てられるか、既に具体的に考えてしまっています」と今後の展開への言及がありました。
本学・末光眞希学長は、「本学には様々な資源がありますので、ともに地域に還元するべく取り組んでいきましょう」と期待を述べられました。


(左から)仙台村田製作所・小山正人取締役工場長、本学・末光眞希学長

 
締結式終了後には、社員食堂メニュー開発に携わった学生たちが、今回の活動と仙台村田製作所の皆さまに協力していただいたアンケート調査をもとに取り組んでいる卒業論文の中間報告会を行いました。
社員の方々の食生活や生活習慣に関する課題点にも触れながら、今後の対策についても情報交換を行える良い時間となりました。

 
今後の連携活動は随時掲載いたします。