食品栄養学科・伊藤佳代子准教授のゼミナールに所属する照井理子さん(4年)と藤田萌さん(同)が考案したメニューが、(株)仙台村田製作所の社内食堂で従業員の皆さんに提供されました。
(株)仙台村田製作所では、共有スペースや会議室などに女性社員の目線を取り入れ、機能的で居心地の良い空間作りに取り組んでいます。今回、本学卒業生が勤務している経緯から、伊藤ゼミが食事からの健康管理を提案することとなりました。
今回考案したのは「野菜たっぷり回鍋肉定食」です。回鍋肉には豚肉ではなく鶏肉を使い、野菜をふんだんに使った副菜も添え、1日の摂取目安の3分の2の野菜が摂れるようになっています。
試作を重ねる中で、学生たちは「大量調理ということで、調理前後の野菜のボリュームや味付けが変わってくるのが難しかった」と話していました。
なお、今回の取り組みは卒業研究の一環でもあり、食事を終えた従業員の方には普段の食生活や生活習慣に関するアンケートにご協力いただきました。お昼休みの貴重なお時間をいただき、この場を借りて御礼申し上げます。
今後も(株)仙台村田製作所と本学は、心身の健康や学びにフォーカスしたプロジェクトを進めていく予定です。
提供したメニュー(右上から時計回りに)
鶏肉回鍋肉、トマトの中華スープ、白米、春雨サラダ、
きのこの中華和え、ヨーグルト
献立の栄養価や1日に必要なカロリーなどの情報を
皆さんに配布しました
<8/17(火)追記>
この件は8月12日付の河北新報に掲載されました。