仙台市で新規感染者数が増加しています(注意喚起と本学の方針)

2020年10月30日

学生・保護者・教職員の皆さま

宮城学院女子大学
学長 末光 眞希

 

仙台市で新規感染者数が増加しています(注意喚起と本学の方針)

 

仙台市内の専門学校において、学生、教職員の方々が多数感染する大規模なクラスターが発生しています。市中感染ではなくクラスター感染であり、仙台市長からも「仙台市内で感染経路を追えない患者が次々と出ている状況ではない。冷静に受け止め、基本的な感染防止対策をとってほしい」との見解が示されているため、本学は当面、活動制限レベル0.5を維持します。

しかし、仙台市からは、以下の5つの留意点の周知をあらためて求められています。

  • 日頃から体温を測定する等、健康チェックをすること
  • 会話をするときはマスクを着けること
  • 食事の際は会話を控えること
  • 人混みの多い場所を避けること
  • 呼吸が苦しい、体がだるい、高い熱があるなどの症状がある場合は、コールセンターに相談すること

いずれも、本学「衛生マニュアル」にすでに記載の事項です。

だれもがかかりうる感染症です。ウイルスは口の中でも増殖します。

マスクの着用は基本です食事の時などやむを得ずマスクを外す場合は、会話を控えてください手を洗ってください人混みを避けてください三密を避けるよう心掛けてください。これが新たな日常ととらえてください。

気の緩んできた今、あらためてもう一度「衛生マニュアル」を確認するようお願いします。

 

<参考リンク>

仙台市:相談窓口・感染予防のために(新型コロナウイルス感染症関連)

内閣官房:業種別ガイドライン

分科会からの提言:感染リスクが高まる「5つの場面」と「感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫」

 

新型コロナウイルスとの闘いは長期戦になります。コロナと闘い続けるには、コロナの時代の新しい日常をいち早く構築し、私たちの心と身体の健康を維持しながら、コロナに備え続けることが大切です。そのためには、十分な備えをした上で、可能な限りこの桜ヶ丘のキャンパスで大学生活をすごすことがとても大切です。私たちは孤独の中でコロナと闘い続けることができないのです。現在、本学は活動制限レベルを0.5とし、対面授業を軸とする授業運営を進めていますが、常に新規感染者数の数と内容を点検し、必要な時にはいつでもレベル変更して遠隔授業に戻す備えをしています。しかし同時に、私たちはあらゆる努力をなしつつ、可能な限り、この対面式のキャンパス生活を守りたいと考えています。

寒い季節となりました。本学では例年より1か月早く暖房を開始しています。ですからためらうことなく窓を開けて、教室の換気をしてください。また、使用した教室部分は、必ず各自消毒をお願いします。けっして気を緩めることなく対策を続け、コロナ禍の時代の新しい日常を守り抜きましょう。