梅雨の晴れ間となった6月24日、日本文学科では宮城学院創立130周年&日本文学会設立70周年を記念し、イタリアのヴェネツィア カ・フォスカリ大学のボナヴェントゥーラ・ルペルティ先生をお迎えして特別講演会を開催しました。
講演会はルペルティ先生のお話を聴きたいという学生たちでまたたく間に「満員御礼」となりました。
ルペルティ先生には「イタリアの日本文学研究について」というテーマでお話いただきました。
イタリアには日本について学んでいる学生が非常に多いそうです(ヴェネツィア大学では何と1学年300人も!)
ジャンルも多様で、日本文学、演劇、芸術、サブカルチャーなど様々ということですが、ルペルティ先生の大学では、特に日本の古典文学に力を入れていて、学生たちにしっかりと学ばせているというお話でした(漢文の授業もあるそうです)
非常に丁寧で、ユーモラスで、博識なルペルティ先生のお話に、みんなぐいぐい引き込まれていきました。
学生たちも「とても良かった」「新鮮だった」「本当に面白かった」「思った以上に日本のことが研究されていて驚きました」「日本人である自分たちがもっともっと勉強しなくてはと思った」etc.という感想を寄せてくれました。
イタリアの名門大学からお越しくださったボナヴェントゥーラ・ルペルティ先生。
このような貴重な機会に恵まれたことを感謝しながら、宮城学院創立130周年および日本文学会設立70周年という長く尊い歩みに思いを馳せ、また新たな一歩を踏み出しましょう!