日本文学科では6月27日、2016年度キャリア講座第一弾の講師として、秋田県で「東北の自然、歴史、民俗を耕す」無明舎出版の代表取締役を務められる安倍甲氏をお迎えしました。安倍氏は著書が多数あり、その中に『ババヘラの研究』というものがあります。日本文学科では3年前に文学研修旅行にて秋田県角館を訪問しましたが、その際に、ババヘラアイスについて調べた学生たちもいました。
安倍氏のお話は、地方都市において出版社を続けることの大変さ、本に携わる仕事とはどういったことか、その仕事柄どのような習慣や特技が身に付いたか、という話題から、著書のひとつである『ババヘラの研究』を書くにあたり実際に安倍氏がどのように調査をしていったのか、といった話題まで、多岐にわたりました。
ババヘラアイスの話は非常に盛り上がり、教室からは常に笑い声が。とても気さくで情熱的で研究熱心である安倍氏の講座に、学生たちは熱心に耳を傾けていました。出版業界に興味のある学生も多かったようで、5校時という遅い時間の開催ではありましたが、階段教室は満席となりました。
安倍先生、楽しいお話をありがとうございました。日本文学科では秋にキャリア講座の第二弾を予定しています。