本学は今年、開学70周年を迎えました。
宮城学院女子大学学芸学部日本文学科ではこの記念すべき年を祝し、ゲストに直木賞作家の角田光代氏、井上荒野氏、江國香織氏をお迎えし、一般公開特別企画「せんだい文学塾 in 宮城学院」をせんだい文学塾との共催により開催いたします。夏に上演しました★☆北区AKT STAGE「幕末純情伝」に続く、開学70周年記念特別企画第二弾です。
せんだい文学塾 in 宮城学院 「3人の読み方はこんなに違う」
日時 2019.11.23(土) 14:00-16:00 (13時開場)
会場 宮城学院女子大学小ホール(会場が変更になりました)
ゲスト 角田光代氏、井上荒野氏、江國香織氏(直木賞作家たち)
聞き役 池上冬樹先生(文芸評論家・日本文学科非常勤講師)
―ゲストご紹介―
◆角田光代(かくた・みつよ)氏
1967年、神奈川県生まれ。90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、2005年『対岸の彼女』で直木賞を受賞する。そのあとも「ロック母」(川端康成文学賞)『八日目の蝉』(中央公論文芸賞)『ツリーハウス』(伊藤整文学賞)『紙の月』(柴田錬三郎賞)『かなたの子』(泉鏡花文学賞)と受賞作が続く。小説のほかに旅のエッセイや書評集もある。すばる文学賞の選考委員を務める。
◆井上荒野(いのうえ・あれの)氏
1961年、東京都生まれ。成蹊大学文学部英米文学科卒。89年「わたしのヌレエフ」で第1回フェミナ賞を受賞。2004年『潤一』で第11回島清恋愛文学賞、08年『切羽へ』で第139回直木賞、2011年『そこへ行くな』で第6回中央公論文芸賞、16年『赤へ』で第29回柴田錬三郎賞、18年『その話は今日はやめておきましょう』で織田作之助賞を受賞する。著書に『ベーコン』『夜を着る』『つやのよる』『あちらにいる鬼』などがある。
◆江國香織(えくに・かおり)氏
1964年、東京都生まれ。89年「409ラドクリフ」でフェミナ賞、92年『こうばしい日々』で坪田譲治文学賞、『きらきらひかる』で紫式部文学賞、99年『ぼくの小鳥ちゃん』で路傍の石文学賞、2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、04年『号泣する準備はできていた』で直木賞、07年『がらくた』で島清恋愛文学賞、10年『真昼なのに昏い部屋』で中央公論文芸賞、12年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞受賞。小説以外に詩作や海外絵本の翻訳も手掛ける。
当日の流れですが、日本文学科で創作を学ぶ学生の作品を、ゲストのお三方と池上先生にご講評いただき、その後はトークショーとなります。トークショー終了後にはサイン会も開催。書籍販売も行います。
入場無料、全席自由。ご興味がある方はどなたでも参加できます。学内、学外、一切問いません。但し、今回に限り、事前申し込みが必要となります。
*申込方法
本学学生の場合:日本文学科副手室(C303)まで直接申し込むか、メールで申し込みください。
メール:yamoto★mgu.ac.jp (※「★」記号を「@」記号に置き換えて下さい)
一般の方の場合:下記のいずれかでせんだい文学塾まで申し込みください。
メール:sendaibungakujuku★gmail.com (※「★」記号を「@」記号に置き換えて下さい)
電 話:080-6013-5008
せんだい文学塾に申し込まれる方は、「受講される方のフルネーム」と「学生(宮学以外)/一般の区分」をご明記ください。
最後に駐車場のご案内です。当日は祝日になりますが、駐車場には限りがございます。学外からお越しくださる際はなるべく公共交通機関をご利用ください。また、学生食堂・学内カフェ・大学生協はお休みとなります。どうかご了承ください。
一度に三名の作家さんが集う特別企画です。せんだい文学塾の常連の皆さんはもちろん、昨年度まで日本文学科で開催しておりました作家特別対談の常連の皆さんもお待ちしております。皆さん、お見逃しなく!
お問合せ:022-277-6121(宮城学院女子大学学芸学部日本文学科)
*せんだい文学塾とは文芸評論家の池上冬樹先生(日本文学科非常勤講師)をアドバイザーに迎え、仙台で毎月、著名な作家・評論家、一流出版社の編集者を、講師としてお迎えして開催される講座です。文学賞受賞者を多く輩出する素晴らしい講座です。