ビジネス実践研究Ⅰ・Ⅱの中間報告会(7月4日)

7月4日(水)4校時、「ビジネス実践研究Ⅰ・Ⅱ」の中間報告会が行われました。「ビジネス実践研究」は、現代ビジネス学科におけるプロジェクト型の演習科目であり、様々なビジネスの現場とコラボして実践的にビジネスを学習・体験するものです。今年から2年生3年生合同開講となり、協力しながらプロジェクトを進めていきます。報告会では今年度実施する(した)各ゼミの活動内容を中心に報告されました。各ゼミの中間発表会の報告内容は以下の通りです。

 

市野澤ゼミ(観光学)

  • アジア雑貨の輸入販売を展開する。昨年度実施したタイだけでなく、今年度は台湾も対象とする
  • BASEアプリを利用してネット販売を実施していきたい。SNSで発信して拡販する。
  • タイや台湾でのお土産品として人気がある商品、コスメや雑貨、軽食などの構成を調べ、現地調達を行う予定。
  • 学祭とクリスマスマーケットにおいてチャレンジショップを開店する。

姚ゼミ(経済学)

  • 秋田県男鹿半島、s八郎潟周辺を事例に地域産業を調査、分析していく。
  • 秋田県大潟村での農業について、八郎潟干拓の歴史を調べるとともに、平均15haの大規模農家の経営状況を調査する。
  • 秋田県男鹿市での観光について、各観光施設(なまはげ館など)の役割について調査する。
  • 男鹿市ジオパーク学習センター、大潟村干拓博物館に訪れ、現場の方々にお話を聞いていきたい。

田中ゼミ(経済学)

  • 姚ゼミと合同で秋田県男鹿半島研修旅行を実施し、大潟ジオパークなどといった地域観光業の役割について調査する。
  • 昨年度と同様に、作並スイーツフェスティバルを開催する。昨年度の経験を踏まえ、フェスティバルの企画運営していきたい。
  • スイーツ考案は食品栄養学科の平本ゼミによる。作並旅館組合と共同作業を通じて温泉観光地の課題について考察していく。

渡部美紀子ゼミ(会計学)

  • 昨年度と同様に、宮原ゼミと合同でみやぎ生協オリジナル商品「古今東北」の商品開発に関わっていく。
  • 昨年度と同様に、試食販売会に参加して拡販活動に関与、白桃・ラフランスの缶詰の拡販政策を考えていきたい。
  • 仙台市泉区のいずみ絆プロジェクトに参加し、仙台市内のインスタ映えするお店や観光地をSNS(独自インスタサイトで)で宣伝していく。パンフレット版も作成していきたい。

安部ゼミ(流通論)

  • 食・食文化をキーワードに研究していく。食を生かした地域振興について検討していきたい。
  • 商品企画開発と販売戦略プロジェクトとして、デリシャスファーム株式会社と連携する。
  • マーチャンダイジングによる店舗販売戦略を学習するために、ジェイエイてんどうフーズ、あ・ら・伊達な道の駅を舞台に来店客調査を実施し、売場作り、品揃えのあり方を考えていきたい。
  • 農商工観連携による地域振興として、山形県庄内町のクラッセを舞台に、聞き取り調査を実施する。

土屋ゼミ(流通論)

  • 三陸石鹸工房KURIYA等、女川の復興商店街の店舗とコラボして、女川の魅力を仙台市民に発信する。昨年度と同様にクリスマスマーケットで学生チャレンジショップを開店(女川プロジェクト)。
  • 書店に若い世代に来店してもらう方法を考える。仙台市内の書店を舞台に集客アイディアを実践する(書店プロジェクト)。
  • 泉中央地区を対象として、WEB版バリアフリーマップを作成していく。女性視点でのバリアマップ作成を目指す(バリアフリーマッププロジェクト)

伊藤ゼミ(金融論)

  • 昨年度と同様に、12月に開催される証券ゼミナールに参加する。金融に関する論文を発表し、他大学生と金融に関する討論も実践する。
  • 論文のテーマは、「日本における金融リテラシーのあり方について」「日本銀行の金融政策と証券市場」
  • 日銀仙台支店の見学や夏合宿を通して、金融システムや証券市場の理解を深めるとともに、ビジネスマナーを身につける・

高橋ゼミ(社会学)

  • 近年、様々な社会問題を解決する手段として注目されているソーシャルビジネスについて学習し、学生独自にソーシャルビジネスをプランニングしていく。
  • 日本、仙台におけるソーシャルビジネスの現状と課題について理解を深める。
  • 宮城県内のソーシャルビジネスの現場に出かけ、聞き取り調査を実施する。

宮原ゼミ(観光学)

  • 昨年度と同様に、大学生観光まちづくりコンテスト(JTB主催)に参加する。今年度は茨城を舞台としたツアープランを考える(4チーム参加)。
  • 渡部美紀子ゼミと合同で、みやぎ生協・古今東北の商品開発に関わっていく。
  • 政宗が育んだ伊達な文化女性プロジェクトで作成した「女性旅手ならい帳」パンフを活用して仙台観光をプロモーションする。
  • 仙台の老舗百貨店である藤崎と連携して実施したお中元商品開発について、今年度も継続して関わっていく。

石原ゼミ(マーケティング)

  • 石巻地域の製菓業界ならびに石巻フードツーリズム研究会と連携して、「石巻お茶菓子プロジェクト」を推進していく。石巻地域の人口や地元資本の小売事業者が減少していく状況に鑑み、ご当地スイーツのプロモーションを通して産業復興に寄与すべくソリューションの開発を目指す。
  • 石巻地域の伝統的な茶菓子である「ちゃきん」、「がんづき」(膨張しないタイプ)、「ボストンパイ」などについて、産学連携体制で考察を試み、現代の消費ニーズに適応した新商品の開発を行う。
  • 開発した試作品は、県内各地で試験販売を行うとともに、消費者調査を実施しながら市場適応性について検討していく。
  • 開発した商品は、大学祭、クリスマスマーケットでの販売も試みる。

渡部順一ゼミ(イノベーション論)

  • JPX(東京証券取引所)の女性起業家輩出プログラムに基づいて、仙台市と連携して、模擬の株式会社を設立する。
  • 東北工芸製作所とのコラボし、玉虫塗を生かした手鏡、しおりを作成する。仙台マルシェで販売する予定。
  • MGノベルティグッツとしてのオリジナル付箋の制作し、学内で販売する予定。
  • MGノベルティグッツとして布バッグの制作し、学内で販売する予定。

Helgesenゼミ(ビジネス英語)

  • 英語によるプレゼンテーション能力の向上とビジネス英語を身につけることを目標とする。
  • 静岡県で開催されるJALT2018(Language Teaching in a Global Age: Shaping the Classroom, Shaping the World)にインターンシップとして参加し、発表会場、受付など大会運営の補助を実践する。
  • Language Teaching Expoに参加してプレゼンテーションを実践する。

Hayashiゼミ(ビジネス英語)

  • 村田町の地域活性化と観光客の増加を目指すプロジェクトを展開する。
  • 村田町で実施されるイギリス人留学生との交流プログラムを去年度サポートし、今年度も8月にも参加する。去年の体験に基づいて、プログラムの一部の代案を作成し、5月に町役場でプレゼンを実施した。
  • 最近蔵の母屋でつくられたフリースペース「昔の時館」のPR方法を考える。
  • 株式会社まちづくり村田と村田町観光プランを学生目線で考える。特に蔵や発酵食品(糀、納豆、日本酒)を生かした企画を考えたい。ツアープランも作成する。
  • 道の駅村田物産交流センターでの実施される季節のイベントの現状と問題を調査する。