現代ビジネス学科大谷ゼミと赤間ゼミは、2025年12月18日に「アクアイグニス仙台」で地域再生型ビジネスの実習を実施しました。
アクアイグニス仙台は、2022年4月オープンした食・農・温泉の複合リゾートで、東日本大震災の集団移転跡地を活用。仙台reborn株式会社が運営し、SDGs推進の先進事例として注目されています。

震災復興から「創生」への転換をテーマに、施設誕生ストーリー、省エネ技術(地中熱スリンキーコイル、複数熱回収)、地域活性化について学習しました。また、「台湾ランタンフェスティバル」や「FUJITSUKA化粧水」など、観光・商品開発の事例について、平間雅孝法人営業部長からお話を伺いました。ランチタイムでは、イタリアンレストラン「グリーチネ」でワタリガニのトマトクリームソースリングイネなどを堪能。東北旬魚介の濃厚ソースと自家製パスタという地域食材活用のビジネス価値を実感しました。

アクアイグニス仙台実習で学生たちは、震災復興から創生への転換、SDGs型地産地消、地域課題解決プロセスに深い感銘を受けました。荒さんの感想がその学びを象徴しています。
「アクアイグニス仙台でお話を聞いて、震災復興と地域活性化に向けた取り組みなどSDGsに関する意識について特に関心を持ちました。東日本大震災の津波を受け、新たに高台を設置することで垂直避難を可能にしたり、電気が止まった際に備え、ガンタンクを設けたりといった取り組みを学ぶことができました。また、学生との共同活動や台湾との文化交流などの地域発展に関する取り組みについても学ぶことができました。
藤塚地区は避難区域により人が少なく街灯が少ないというマイナスの面を逆手にとり、ランタンの光が映えるというプラスの面へと捉え直し人を呼び込むポイントに繋げるという発想は、ビジネスを展開する上で重要になると感じました。
また、地中熱を活用した、省エネ設備システムから多くの賞を受賞しており、持続可能性のある取り組みがなされていることがわかりました。津波非難の際、徒歩を強制するのではなく、車避難を想定した計画について印象に残りました。利用者が安全に迅速に避難できるよう、車の誘導を行っている点が実際の状況に応じた対応の重要性をとても感じました。(2年生 荒有俐)」
