現代ビジネス学科石原ゼミは、毎年、宮城学院生協と連携し、ゼミで開発した商品を学食「ピエリス」で提供するフェアを開催しています。
今年度は、12月と1月の2ヶ月にわたって開催することになりました。

第1弾となる12月のフェアでは、石原ゼミの未利用魚班と調味料班が開発した商品を組み合わせた「三陸ムール貝の浜めしと高野豆腐の麹だれ御膳」を8日(月)と11日(木)に提供することになりました。
未利用魚班が開発した商品は、「三陸ムール貝の浜めし」は、ホタテ貝や牡蠣の養殖の際に付着するムラサキイガイ(シュウリ貝)を活用した混ぜごはんです。うま味成分の一つであるコハク酸が豊富に含まれているこの貝は、産地で大量かつ安定的に水揚げされるものの、市場に出回ることは少なく、多くは産地で廃棄されています。
石原ゼミでは、主力水産物の水揚げが不安定な状況においてムラサキイガイの活用策を検討し、株式会社仙台水産と連携して混ぜ込みご飯の素などを開発しています。
「高野豆腐の麹だれがけ」は、出汁を染みこませた高野豆腐に、米麹と醤油の原料となる生揚げ(きあげ)を組み合わせた「生揚げ麹のたれ」を合わせました。

ムラサキイガイと生揚げ麹の風味とうま味をぜひお楽しみください。
なお、1月に開催する石原ゼミフェア(第2弾)では、米粉麺の料理を提供する予定です。詳細につきましては、後日お知らせいたします。

