【福島駅前通り商店街】
私は、卒業論文で「福島駅前通り商店街」を取り上げました。
福島駅前通り商店街は、福島駅前から東へ国道13号線に至る間の220mの区間にある「福島の顔」と呼ばれる商店街です。昔は人が集まり活気の溢れた場所でした。「町の顔」として存在しており、祭りやイベントを開催する地域の活性化の担い手の地域コミュニティを形成する「場」として、地域に貢献してきました。しかし、来街者が減少傾向であり、商店街は衰退しています。
現在、商店街では、「福島駅東口地区第一種市街地再開発事業」を行っており、「福島駅前交流・集客拠点施設」を建設するため、商店街の片側の建物を取り壊しています。民間が行う商業、業務、宿泊等に加え、公益施設機能の複合化により、商業や街なか居住等の都市機能の充実、賑わいの創出、交流人口の拡大などを図っています。(文:4年 齋藤優依)
【七日町商店街・七日町御殿堰】
卒業論文の事例対象地域として取り上げた七日町商店街と七日町御殿堰を紹介します。
七日町商店街は山形県山形市にあります。多くの人々が想像する小売・専門店が立ち並ぶ商店街とは異なり、商業ビルが立ち並んでいます。
商店街には七日町御殿堰という堰が流れています。山形五堰の一つで山形城のお堀の水や城下町の生活用水として利用される水が流れていました。2010年に山形市によって復元され、隣接する商業施設と七日町御殿堰一体は山形の歴史と新しさのあるモダンな癒しの空間となっています。
また現在は、七日町御殿堰や七日町商店街のメインストリートである七日町大通りを利用し、山形花笠まつりや街なか賑わいフェスなど1年を通して多くのイベントが行われています。
卒業論文作成にあたり、御多忙にも関わらず、快く調査にご協力頂いた七日町商店街振興組合事務局長下田孝志様に感謝申し上げます。(文:4年 菊地穂華)
※成田ゼミに関する卒業論文に関する連載はこちらにまとめられています。
卒業研究への取り組みについて紹介していきます【卒業論文(成田ゼミ)】