卒業論文を通じて得たこと【卒業論文(成田ゼミ)】

【就職活動と卒業論文】
3年生の春頃から卒業研究に向けての活動を開始しました。また、同時期に就職に向けてのインターンシップ参加や企業研究などが始まり、卒業研究と就職活動を同時に進めていきました。
卒業研究をしていく中で電話やメールでアポをとったり、実際に企業の方と話をしたりする機会が増え、様々な方とコミュニケーションを取ることが就職活動にも活きました。ビジネスマナーを身につけ、自分の知識を広げる良い経験になり、面接や履歴書を書く際などでこの経験を存分に活かしていきました。
卒業研究のフィールドワークでは対象地域を地元の岩手県にし、岩手県一関市千厩町「せんまや夜市」と岩手県釜石市「釜石大観音仲見世通り」を訪れました。
実際にイベントに参加したり、運営しているカフェに訪れたり、地域の雰囲気を感じながらインタビューを行いました。インタビューを通して、地域やそこでの活動などを知っていくのと同時に、将来どのようにしていきたいか、地元にどう貢献していくかなど考え直し、その考えを就職活動にも活かしていきました。

画像7

就職活動、卒業研究を同時に進めていくことは大変ですが、心にも日程にも余裕をもって動き、それぞれの良い点を活かしながら進行していくことで自分の納得のいく結果が得られたと思います。(文:4年 佐藤美有)

【卒業研究における調査方法と感想】
私は、神社と地域振興を題材とした卒業論文を書いたので、神社と観光団体にフィールド調査を行いました。
その中で、岩沼市産業振興課・竹駒神社の2つにアポイントメントを取りました。具体的には、事前に質問内容を書いたものを用意して電話やメールから、調査の約束を頂くという流れで進めていきました。

画像8

フィールドワークで気をつけることは、質問を事前に用意したからといってうまくいくとは限らないところです。もちろん望んでいた回答にならないことや、質問内容によっては、回答者の方も知らないことがあるからです。そういった際に困らないように、質問内容を広げて少し別の内容を聞ける工夫や回答内容を掘り下げてより詳しい話を引き出せるようなコミュニケーション能力なども大切になってくるなと思いました。

最初は緊張して行くのが億劫でしたが、行った後は想像していた回答よりも興味深いお話を聞くことができました。自身で調べることも必要ですが、それだけで終わらせるのではなく、やはり現地調査することが何より重要であると感じました。(文:4年 倉内七海)

【卒業研究における調査を通して得たこと】
卒業研究の調査対象として、宮城県石巻市にある「特定非営利活動法人やっぺす」にインタビューを行いました。石巻市で震災当時から活動しており、現在やっぺすはスタッフ13名(女性:10名、男性:3名)で地域支援活動を行っています。
やっぺすへのインタビューを通して、普段学べないようなことをたくさん学び、知ることができました。そして何より、人の温かさや人との繋がりの大切さを実感しました。
また、調査以外にも2023年10月29日に開催された、「やっぺす!!収穫祭!!」に子供たちの見守りスタッフとして参加しました。
当日は親子40名ほどが参加し、芋ほりを体験しました。その後は、公園で焼き芋や芋煮など、レジャーシートを敷いてみんなでお昼ご飯を食べました。

画像9

卒業研究の調査を通して、たくさんのことを学び、様々な人との出会いを経験することが出来て良かったです。今後もこの出会いを大切にしていきたいと思います。(文:4年 黒田怜奈)

※成田ゼミに関する卒業論文に関する連載はこちらにまとめられています。
卒業研究への取り組みについて紹介していきます【卒業論文(成田ゼミ)】