ビジネス実践研究Ⅰの中間報告会(6月28日)

6月28日(水)3校時、「ビジネス実践研究Ⅰ」の中間報告会が行われました。「ビジネス実践研究Ⅰ」は、現代ビジネス学科の中心的な科目であり、様々なビジネスの現場とコラボして実践的にビジネスを学習・体験するものです。学科教員がそれぞれゼミを担当し、7名程度の学生たちが主体的に関わりながら、計画立案と実践活動を行っていきます。今回は今年度実施する(した)各ゼミの活動内容が報告されました。各ゼミの中間発表会の報告内容は以下の通りです。

市野澤ゼミ(観光学)
・アジア雑貨の販売プロジェクトを実施する。
・コスメ、ファッショングッズ、インテリア小物などといったアジア諸国産の雑貨等を仕入れ、大学祭、クリスマスマーケット、インターネットでの販売実践を行う。
姚ゼミ(経済学)
・山形県戸沢村をフィールドに、過疎化の実態やまちづくりの現場を現地観察した。
・特に、道の駅「高麗館」を訪れ、その運営について課題を含めて学習した。加えて、山居倉庫(酒田)の観光利用、なども見学した。
田中ゼミ(経済学)
・宮城学院女子大学の学生手帳を自ら企画するプロジェクトを実施する。手帳の歴史を踏まえながら、学生自ら手帳のレイアウト等を考案していく。最終的には大学に提案する予定である。
・加えて、作並温泉活性化プロジェクトを企画運営していく。特に、秋に実施されるスイーツフェスティバルを成功させることを目標とする。
渡部美紀子ゼミ(会計学)
・会計学の基礎を身につけるため、価格設定についての理論的理解を目指す。
・ポテトチップスの価格構成の調査を実施し、原料費、人件費、販売促進費などといった価格構成について理解した。
・みやぎ生協における商品開発(古今東北の商品)に宮原ゼミとともに加わる。これまで、試食会に参加し、その経験を踏まえて商品開発案のプレゼンテーションを行った。
安部ゼミ(流通論)
・商品企画開発と販売戦略プロジェクトでは、大手食品と菓子メーカーへの工場見学と講話から具体的なマーケティング活動を学ぶ。
・次に、6次産業化認定事業者から新商品の製造方法、販路開拓などについて2次と3次産業との連携取組活動を学ぶ計画。
・地域密着型の店舗販売戦略プロジェクトでは、首都圏スーパーと山形県内のJA関連会社直営店での実践活動、及び仙台市内へのアンテナショップ開店に向けた取組みにつき、共同参画して実地に学ぶ計画。
土屋ゼミ(流通論)
・三陸石鹸工房KURIYAとコラボし、石鹸の製造販売のプロジェクトを実施する。
・これまで、石鹸作りのワークショップ、インターンシップを経験し、石鹸ビジネスの実態を理解した。年末12月17日に宮城学院で実施されるクリスマスマーケットでチャレンジショップを実施予定。
・仙台市泉区のいずみ絆プロジェクトに参画し、泉中央駅とその周辺地域を事例としたバリアフリーマップ作成プロジェクトも実施する。
伊藤ゼミ(経営学)
・証券ゼミナール大会にゼミとして2チーム参加予定である。
・大会で良い成績を得るため、金融システムの理解を進めていく必要がある。今後、テキスト輪読、論文作成、他大学との討論を実施していく予定である。
・さらに、銀行、証券会社といった金融現場の見学することも予定している。
高橋ゼミ(社会学)
・近年、地域問題を解決する手段としてコミュニティビジネスが注目されている。仙台市を舞台としたコミュニティビジネスの企画・考案することを目標とする。
・コミュニティビジネスの社会性、事業性、継続性の3つの条件を理解するために、様々なコミュニティビジネスの現場を見学する予定である。
・女性活躍・起業支援シンポジウムへの参加し、地域の諸問題と女性の活躍可能性について学習した。
宮原ゼミ(観光学)
・宮城生協が実施している古今東北の商品開発に、渡部美紀子ゼミとともに参加し、生産者訪問、試食会参加を行った。
・JTB大学生観光まちづくりコンテストに応募する。インフラツーリズム部門として、「仙台空港、地下鉄東西線、貞山運河を利用したインフラツーリズム」、「鳴子ダム(土木遺産)周辺の歴史的インフラツーリズム」の2つを企画していく。
渡部順一ゼミ(経営学)
・女性起業家輩出プロジェクトの一環として、疑似的に株式会社を立ち上げ、商品企画、販売、そして、決算と「起業一巡の流れ」について、理論と実践から学ぶ。
・株式会社CIRUを立ち上げ、宮城学院独自商品としてブックカバーを開発する予定である。
・株式会社K.A.Cを立ち上げ、MGタンブラーを開発する予定である。
兼子ゼミ(マーケティング)
・マーケティングの基礎を身につけるために、現代ビジネス学科のパンフレットを作成する。
・旅行商品の開発、広報活動を実践するために、6次産業ツアー(一次、二次、三次産業を体験出来るツアー)を企画する。
・商品開発の実践として「仙台チーズ」の開発に加わっていく。
・仙台産りんごを活用したりんごチップスのパッケージデザインを担当していく。
Helgesenゼミ(ビジネス英語)
・英語でのプレゼンテーションスキルを身につけることを目標とする。これまで「尊敬できる人」をテーマに英語プレゼンテーションを実践した。
・日本で開催されるJALT2017(Language Teaching in a Global Age: Shaping the Classroom, Shaping the World)にインターンシップとして参加し、受付など大会運営の補助を実践する。大会参加者に英語で対応しなければならない。
・Language Teaching Expoに参加してプレゼンテーションを実践する。
Hayashiゼミ(ビジネス英語)
・宮城県村田町活性化プロジェクトに参画する。
・蔵の街である村田町の街並みは、2014年9月に重要伝統的建造物群保存地区となった。現地見学して観光地作りの課題を見出す。
・特に、観光案内所について課題発見と改善策を提案する。町内に外国語表記の看板設置なども企画していく。