12月14日(木)、佐藤ゼミ2・3年生の19名が塩釜市にある株式会社「武田の笹かまぼこ」にて学外実習を行いました。
当日は、創業以来守り続けている笹かまぼこの伝統製法についてレクチャーを受けた後、製造工程を見学しました。その後、武田社長より事業継承の経緯、新商品「canささ」の誕生秘話、職場での働き方等、経営者の目線から様々なお話を伺いました。武田社長のお話はとても興味深く、ゼミ生にとっては活きたビジネスに触れる絶好の機会となりました。参加者のコメントをご紹介します。
2年 加藤利菜さん
「常に新しい経営方針を突き詰める武田社長のお話を聞き、多くの知見を得ることができました。特に、松島に自販機を置いた例では自分たちの会社だけではない、外との繋がりの重要性を感じさせられました」
2年 福田茉莉香さん
「4代目社長の武田武士さんのビジネス成功のお話を聞き、物事や他者の発言を否定しないことの重要性に再び気づくことができました。これまで他の人のアイデアや考えが自分と異なると、受け入れることが難しいと感じていましたが、今回それが新しい発見やビジネスの成功に繋がることを学びました。これからはこの考え方を大切にし、新しい視点から物事を捉え、学びを得ていきたいです」
3年 野中琴泉さん
「コロナ禍における事業のお話を聞き、私は地方の企業が社会の変化にどのように対応しているのかを学びました。また、訪問を通して何を学ぶかを共有する時間を作っていただいたことで、全員が目的意識を持って臨むことができました。同じ方向を向いて活動するための工夫や、新しいことに挑戦しやすい環境づくりは、会社の経営に限らず、チームワークの上でも大切なことであるため、これから社会の一員となる身としても、組織をまとめる立場としても学びとなりました」