マーケティングについて研究している石原ゼミは、地域の課題を把握し、地域の現場で、地域の方々と連携し、地域の活性化に資する活動を推進することを目指しています。
今年度は、ゼミ内にプロジェクトチームを立ち上げて、東日本大震災以降より実施してきた宮城県石巻市の地域資源を生かした商品(石巻おでん関連商品・New石巻飯野川発サバだしラーメン)の開発に加え、昨年度より福島県と宮城県の醤油メーカーとともに推進している「港町のしょうゆ屋プロジェクト」などの活動を推進していきます。
さらに、今年度からは、福島県会津地域の関係者とも連携し、同地域の茶道文化と密接な関係を持つ主菓子(おもがし)や郷土料理のブランディングにも取り組んでいく予定です。この活動では、江戸時代に白あんの原料として用いられてきたと言われている白小豆や会津の郷土料理に欠かすことができない山椒の生産活動にも取り組んでおり、収穫後は生産した原料を用いて創作菓子や料理を開発していきたいと考えています。