現代ビジネス学科の学びの特徴「ゼミナール」【①阿部浩之ゼミナール】

現代ビジネス学科では、2年次から関心のあるテーマを専門としている教員を選び、文献読解や議論を通じて思考力を養う「研究演習」と、ビジネスの企画運営やビジネス現場の実態調査などを通じて実践力を養う「実践実習」を履修します。この2つの科目を「ゼミナール」と言い、本学科の学びの大きな特徴となっています。

ですが、受験生や企業の方にとっては「ゼミナールではどんなテーマを学べるの?」「実践活動では何をやっているの?」といった見えにくい部分、疑問もあるかと思います。そこで、教員から自身のゼミナールの特徴を連載でお伝えいたします。志望校・志望学科選びや、研究・企画の相談等にご活用ください。

第1回は阿部浩之ゼミナールです。

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阿部浩之ゼミナールの中心テーマは「女性の働き方を考える」です。女性の働き方について多方面から考察していく予定です。また、東日本大震災についてあらためて考え、震災からの復興を目指す地域経済についても学んでいます。いずれも実習を通して自分で考え学ぶ力を養っていきたいと考えています。

今年度の活動:①、②は姚国利ゼミナールと共催
①震災遺構中浜小学校を訪ね、2011年3月11日当日に垂直避難によって児童、教職員、保護者90名の命を守り抜いた現場を体験しました。昨年度の南三陸町の復興祈念公園訪問に続き、県内の被災状況を学び直しています。

中浜小学校

②山元いちご農園を見学し、震災で壊滅的な打撃を受けた山元町のいちご栽培が、震災後どのように展開し復活したのか、また高設栽培などの工夫や6次産業化の実際を学習しました。

山元いちご農園

③日本銀行仙台支店を見学し、日本銀行の機能と組織を学ぶとともに、震災あるいは新型コロナ感染拡大が東北経済にどのような影響を及ぼしたのかについての講義を受けました。

日本銀行仙台支店

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6月から始まるオープンキャンパスでは、入試情報、学科紹介(2024年度から新カリキュラム開始予定)に加え、ゼミに参加している学生からの活動報告があります。
ぜひご参加ください!