現代ビジネス学科シンポジウム「地域社会とDX」を開催しました。

11月12日(土)、「地域社会とDX」をテーマにシンポジウムを開催しました。ビジネスや地域活性の最前線で活躍をする3名の講師と、石巻市で地域交通に関する研究を進めるゼミナールの学生による発表でした。

ビジネスの最前線で活躍をするデータサイエンティストである小川幹雄氏(DataRobot)からは、話題のweb3の概説と「攻めと守りの地域DX」についてのお話がありました。
シニア向けのプログラミング学習や地域情報化アドバイザーを務める小泉勝志郎氏(株式会社テセラクト)からは、ご自身が立ち上げた「シニアプログラミングネットワーク」の活動とその意義や今後の展開についてお話がありました。

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石巻市で地域交通に関する研究とそれに基づく実践を行う岡野知子氏(石巻専修大学)と、岡野ゼミナールの学生からは、石巻市の地域交通が抱える課題とその改善策の提案がありました。ライブでアンケートを実施し、すぐにその分析を行うという学生の工夫が光る発表でした。
最後に、東日本大震災を契機に、石巻市でプログラミング教育などを通じて若者たちのエンパワーメントに取り組み続ける古山隆幸氏(株式会社イトナブ)からは、地域DXに欠かすことのできない人材育成についてと今後の展開についてのお話がありました。

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いずれの話題も「現代ビジネス」の内容にふさわしく、参加した学生に大いに刺激を与えてくれたものとなりました。今回講演を担当していただいたすべての方に、改めて深く御礼申し上げます。