2021年12月12日(日)、宮城県富谷市で東北の街道まちづくり団体である「とうほく街道会議」主催の交流会が開催され、宮原ゼミの2,3年生6名が富谷宿場町歩きに参加しました。
とうほく街道会議は、東北の街道をテーマにまちづくりを進めている団体が参加する組織で、毎年東北各地で街道交流会を開催しています。今年は昨年に引き続き、宮城県富谷市で宿場町でのフィールドワークとワークショップを開催しました。富谷市は、江戸時代に奥州街道に開かれた「富谷宿」から発展してきましたが、2021年で開宿400年を迎えました。とうほく街道会議では、2年連続で開宿を記念した交流会を開催しました。
午前中は、参加者がコースに分かれて、地元の案内人と富谷宿を歩き、宿場の地形や宿場の町並みの様子、宿場町の発展の歴史、これからのまちづくりなどについて説明を受けました。地元のレストランのお弁当をいただいた後は、公民館でグループに分かれてワークショップを行いました。フィールドワークをもとに、富谷宿の魅力やそれをアップさせるための提案など、活発な議論がされました。
学生たちにとっても自分たちで歩いて目で見て、地元の方々との議論の中で発見がたくさんあったようです。ワークショップの発表を学生が行うグループもあり、参加者からも若い世代が街道や町づくりに興味を持ってもらえることは、とても嬉しいとの意見をいただきました。
富谷宿のフィールドワークに出発 「富谷茶」の茶畑も訪れました
フィールドワーク後のワークショップの様子 2年生が報告を行いました