現代ビジネス学科での学びのスタイル~輪読~【ビジネス課題研究(渡部順一ゼミ)】

2021年11月11日(木)、25日(木)の両日にわたって、「ビジネス課題研究(渡部順一ゼミ)」で受講生6名の輪読報告会が行われました。
輪読は、課題図書をレジメにまとめる、他の受講者に質問を行う、他の受講者はその質問に回答する、さらに、質問者は回答にコメントするという手順で行っています。また、受講生からの教員への質問に対して、教員が補足説明を行い、更なる学びのための参考資料の提示などを行っています。
本年度の課題図書は、前期が、松尾豊『人工知能は人間を超えるか‐ディープラーニングの先にあるもの』、新井紀子『AI vs 教科書が読めない子どもたち』の2冊、後期は、麓幸子『仕事も人生も自分らしく イマドキ女性管理職の働き方』、渡辺三枝子編著『新版 キャリアの心理学[第2版]』の2冊です。
本輪読発表会では、そのうち麓氏の著書を取り上げて、内容のまとめ、質問内容、その回答で発表者が重要だと考えたもの、そして、その回答へのコメントを一人15分程度でプレゼンテーションソフトPowerPointを活用しながら報告があり、その後、討論を行いました。当初予定時間を大幅に超える活発な議論となり、充実した学びの場となりました。
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受講生からの感想は以下の通りです。
「発表自体はうまくできたように感じたが、パワーポイントの作り方の点で不十分なところがあったように感じる。他のゼミ生のパワーポイントの作り方を見てとても参考になる部分があり、良いものを作りたいと思う」、「パワーポイントにはかなり力を入れたので、これを継続していきたいです。また、とっさにされた質問に答えるのはまだまだ難しいと感じました。話の終わりが見えなくなるのが課題です」、「パワーポイントの作成の仕方や、文字の大きさ、色使い、図や表の作り方など、参考にしたいと思うことがたくさんあり、とても有意義な時間になった。発表の最後になると、声が掠れたり震えたりしてしまうので解決策を考えたい」、「多くの文をまとめて発表することは初めてで難しかった。人前で話す経験がないので、自分が想定したようにできなかった」、「今回発表してみて自分の発表は経験が足りなくて未熟であると感じました。ほかの人の発表と比べても見やすさや分かりやすさ、内容についても薄く感じてしまいました。これから発表できる機会は積極的にやろうと思います」、「久しぶりにひとりでの発表だったので、とても緊張しました」。

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現代ビジネス学科は学外実習を中心とした実践的な学びに力を入れるだけではなく、教室においてもビジネスシーンでの活用を意識した学びを展開しています。