現代ビジネス学科のマーク・ヘレガスン教授が11月6日に名古屋外国語大学でワークショップを行いました。
<ワークショップの概要>
ポジティブ心理学(TIME誌では「幸福の科学~サイエンスとして幸福について探求する学問分野~」と説明されています)は、ポジティブな感情、すなわち人生を良いものにするための要素について研究する学問です。これをELTの教室に持ち込むにはどうしたらいいでしょうか? また、その考え方を目標や課題に結びつけるためにはどうすればよいでしょうか? その疑問に答えるために、指導法が学習者の脳にどのような影響を与えるのかを知ることが役に立ちます。今回はウィスコンシン大学の「Kindness」カリキュラムを紹介します。それを踏まえ、教室で自分は何ができるかを考えながら、より深く学ぶための方法を検討します。
当日は27名の参加者と、とても和やかな雰囲気の中、ワークショップが行われました。以下は参加者のコメントです。
<参加者のコメント>
・ABCD呼吸法のアクティビティがとても気に入りました。このアクティビティはグループワークとして私の授業に応用できそうです。生徒が一緒に作業をしながら、同時に体を動かすことができるのは素晴らしいことだと思います。
・感情が学習方法に影響することを学びました。ハッピーな学習者はモチベーションが高く、純粋に「学習を楽しんでいる」のだと思います。私は生徒に楽しく英語を学んでもらいたいので、今日のワークショップはとても役に立ちました。
「English Teaching and the Science of Happiness: Positive psychology communication activities for language learning.」や「English Firsthand」シリーズなど、英語教育に関して多数の論文、著書を持つマーク・ヘレガスン教授。今後も本学ではもちろんのこと、このようなワークショップを通じて、英語教育の面白さや大切さを社会に伝えていきます。