現代ビジネス学科の石原ゼミナール(マーケティング論)は、石巻市の「いしのまき元気いちば」で10月30日(土)と31日(日)の2日間にわたって産学連携開発商品の販売会を開催しました。
練り物製品を開発するチームは、石巻市の水野水産株式会社と連携して開発した新商品「金華あげさば」を中心に、石巻おでんプロジェクトの商品を販売しました。販売に際しては、お客様にご試食いただきながらアンケート調査にご回答いただきました。アンケート調査で得た回答は、大学で集計・分析し、商品の完成度を高めるために評価活動を行う予定です。
一方、石原ゼミで代々にわたって受け継いできた「石巻発どぶ漬け唐揚げ」を開発するチームは、オリジナルタイプに加え、石巻市の老舗味噌醤油蔵「株式会社山形屋商店」と連携し、新作となる「仙台味噌味」と「鯖だし味」を販売しました。また、ご家庭でも「どぶ漬け唐揚げ」の味をお楽しみいただけるように「漬けだれ」も初めて販売しました。
唐揚げのグループは、販売会の前日より念入りに準備を行い、約50kgの鶏肉を仕込みました。販売会の当日は、多くのお客様にご購入いただき、2日間とも昼過ぎに完売しました。
今年度、石原ゼミでは、3つの宮城県内のプロジェクトに加え、青森県・岩手県・秋田県で4つのプロジェクトを推進しています。今までに準備してきた各プロジェクトは、11月以降に実証事業を展開していく予定です。
販売会でお買い求めいただきましたお客様、試験販売にご協力いただきました「いしのまき元気いちば」の皆さま、連携企業の皆さまに、ゼミ生一同お礼申し上げます。「地域創造」をスローガンに掲げている石原ゼミでは、今後もゼミ生が一丸となって「地域の現場で」「地域の方々と連携し」「地域の活性化に資する活動」を実践的に推進してまいります。