現代ビジネス学科の石原ゼミでは、東日本大震災で被災した石巻市の企業とともに地域性を生かした商品を代々にわたって開発しています。
今年度は、石巻に伝わる練り物の文化を生かした商品を開発する「石巻おでんプロジェクト」、石巻の郡部地域に伝わる製法を適用した唐揚げの普及を目指す「石巻どぶ漬け唐揚げプロジェクト」、石巻の水産物を生かした麺商品を開発する「石巻まぜめんプロジェクト」を進めていくことになりました。
今年度もコロナウイルスの感染拡大により、年度当初より構想の立案や準備などをオンラインや学内で進めてきましたが、7月より感染対策を万全に講じつつ、連携企業との打ち合わせや試作作業などを進めていくことになりました。
7月9日(金)は、「石巻おでんプロジェクト」の代表メンバー(3名)が石巻市魚町の水野水産株式会社を訪問し、新商品の開発に向けた打ち合わせや試作作業を行いました。今回試作した商品は、石巻漁港で水揚げされる「金華さば」を使用した練り物。学生たちは、同社社員の方々とともに工場内でプロトタイプ(試作品)を製造しました。
今後、学生たちは、プロトタイプの評価を行いながら改良作業を進めていくとともに、マーケティングの方策について継続的に検討していく予定です。