南部の堅豆腐プロジェクト第1弾商品の発売が決定!【石原ゼミ】

現代ビジネス学科石原ゼミ(ビジネス実践研究I・II/ビジネス課題研究I)では、今年度から旧南部八戸藩の地域に伝わる「堅い豆腐」に関する調査活動を行っております。近年は、健康志向の消費者の増加に相まって大豆製品(豆乳や大豆タンパクなど)の市場規模が拡大する傾向が見られますが、その一方で小零細規模の豆腐製造小売業(豆腐店)は年々減少しています。このような状況において、石原ゼミでは江戸時代後期に大豆が奨励作物として生産されていた旧南部八戸藩の地域(岩手県北ならびに青森県三八地域)に伝わる「堅い豆腐」に着目し、地場産品としての「豆腐」を生かしたビジネスソリューションを提案しました。そして、現在では、岩手県と青森県の豆腐店や商工関係者(百貨店・飲食店・菓子店・食品加工会社など)と連携し、「南部の堅豆腐プロジェクト」を推進しています。

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このたび、このプロジェクトの第1弾となる商品「南部の堅豆腐『豆富天』(とうふてん)」が完成し、9月1日より販売されることが決定しました。『豆富天』は、岩手県洋野町の舘豆富店様が製造する「堅豆腐」を国産のすり身に最大限まで配合し、国産のネギと生姜で風味付けした揚げかまぼこです。「堅豆腐」の味わいと食感を創出するため、1枚当たり60gの大判厚焼きタイプに仕上げました。かまぼこの製造は、宮城県石巻市の水野水産株式会社様に担っていただいております。

主要な販売店は、青森県八戸市の百貨店「やまき三春屋」のほか、青森県と岩手県内のスーパーマーケットなどです。宮城県内でも、販売店様との調整を試みながら、販売したいと考えております。

お近くの店舗でお見かけの際には、ぜひご賞味ください。

なお、石原ゼミでは、プロジェクト第2弾となる菓子製品を青森県階上町の菓子店とともに開発しています。商品の発売が決定しましたら、お知らせいたします。