国産農林水産物の消費拡大を目指し、日本全国の優れた産品を発掘・表彰する「フード・アクション・ニッポン アワード」(主催:農林水産省)。このたび、現代ビジネス学科の石原研究室が石巻市の水野水産株式会社と連携して開発した「伝承牡丹焼『鯖ちくわ』」が応募総数約1,500点の中から入賞産品100点に選ばれました。
<入賞産品の紹介(フード・アクション・ニッポン アワードのサイト)>
北洋転換船の拠点として栄えた石巻市は、古くから練り物業界が集積しており、おでんの具材として欠かすことができない牡丹焼竹輪の発祥の地とされています。本商品は、石巻市において昔から受け継がれてきた原点の食感を再現するために、国産のスケトウダラ100%のすり身を使用しております。また、地魚の味を引き出すために、石原研究室が学校給食用食材として開発した「金華さばのレトルト中骨」(加熱・加圧を施した「金華さば」の中落ち付き中骨)と宮城県産ヨシキリザメの魚肉を「落とし身」に使用しています。これらの対応を施したことにより、魚本来の風味に加え、モチモチとした食感が感じられる焼ちくわに仕上りました。
「フード・アクション・ニッポン アワード2019」の最終審査会は、10月17日(木)に東京ドームシティプリズムホールで開催されます。当日は、石原教授と水野水産株式会社の関係者が会場で商品の説明やプレゼンテーションを行う予定です。このほか、10 月 1日(火)から10 日(木)の間に「野菜がおいしいカフェ LONGING HOUSE 神宮前・原宿」で開催される「フード・アクション・ニッポン食堂」においても、「加工食品産品をまんま味わう盛り合わせ」のアイテムの一つとして提供されます。