宮野森小学校で演奏会・楽器体験,サッカーを通した交流を行いました

2月28日(水)に「森の学校」として知られる東松島市立宮野森小学校において,本学音楽科の学生と教員による演奏会と楽器体験を行いました。

本学と東松島市とは互いに北欧の教育メソッドを教育に取り入れていることもあり,昨年より交流を開始して,5月には同小学校を本学の教職員10名が訪問いたしました。

5月に訪問した際の記事はこちら

今回は,音楽科の副島謙二特任教授と松山裕美子特任准教授のほか,5名の学生が同校を訪れ,それぞれの専門を生かした演奏を素敵なホールに響かせて披露するとともに,ヴァイオリン,フルート,クラリネットの楽器を児童たちに体験してもらいました。

ホールに集まった児童たちは,学生たちの心を込めた演奏や副島先生の手で魔法のようにだんだん小さくなっていくクラリネットから奏でられる演奏に聴き入ったり,はじめはなかなか音を出せなかった楽器から音が出たことに感動したり,音楽の素敵な「特別授業」を堪能していたようでした。

その後,4年生25名は校庭に出て,本学さくらレオクラブの学生2名と特別講師としてお越しいただいた中田麻衣子さんによるサッカーのプログラムを通した交流を行いました。

こちらは,音楽の時間とはうってかわって,中田さんのテンポの良いプログラムに合わせてボールを投げたり蹴ったりして,前日には雪が降った寒さを感じさせず思う存分体を動かして楽しんでいました。

中田麻衣子さんプロフィール:元なでしこリーガー。 現役時代は湯郷Belleや愛媛FCでプレーし,オールスターに2度出場。 現在は地元仙台で女子サッカー選手の環境向上,子どもの運動能力向上,さらに大人の健康維持やメタボ改善を目的としたフットボール普及事業『ソルファクション』をスタート。
「フットボールを通して1人でも多くの人が笑顔で健康に暮らせるよう手助けしていきたい」

今回は音楽と運動を通した交流を行いましたが,今後は本学の大学附属認定こども園「森のこども園」との交流も含めて,引き続き連携していきたいと思います。

東松島市立宮野森小学校の相澤校長をはじめ教員のみなさま,児童のみなさんありがとうございました。