本学学芸学部人間文化学科・大平聡教授と学生たちの活動が1月1日付の河北新報で紹介されました。
大平教授は長年宮城県内の学校資料の調査・保全活動に取り組んでいます。来年度、丸森町では8校から2校に小学校が統廃合されるため、学生とともに精力的に学校日誌を読み解き、保全作業を行ってきました。閉校前に生徒や住民が学校の歴史を知る機会にしようと、日誌から読み取れた印象的な出来事をパネル化し、閉校となる6小学校に寄贈しました。
筆甫小の日誌には災害の記録や地域のインフラ整備についての記述も見受けられたそうです。また、金山小では2019年の台風19号の浸水被害により日誌や写真に損傷を受けましたが、大平教授がデジタルカメラに記録していたデータを復元資料としてパネル化しました。
なお、大内小と耕野小では2月にパネルを活用した「閉校展」を開催する予定とのことです。お近くの方はぜひお越しください。