掲載情報(現代ビジネス学科・石原慎士教授)

本学現代ビジネス学部現代ビジネス学科・石原慎士教授による寄稿が『農業と経済 2021.3 臨時増刊号』(特集テーマ「ラーメンのフードシステムを読み解く」)に掲載されました。

石原教授が執筆したテーマは、「被災地における産学・異業種連携によるラーメンの開発−『石巻・飯野川発サバだしラーメン』の開発の試み−」。原稿は、第Ⅲ部「ラーメンのマーケティング」に掲載されています。

「サバだしラーメン」は、東日本大震災後に石原教授の研究室が石巻市の被災企業と連携して開発した商品のひとつで、開発に際しては地域の異業種が有機的に連携するビジネスモデルを構築しています。また、付加価値の創造するために水産加工時に排出されるサバの中骨を未利用資源として位置づけ、スープのエキスや麺に練り込む焼成カルシウムの原料として用いています。石原教授は、原稿のなかで潜在的な地域資源の掘り起こしや販路開拓に向けた取り組みについて紹介しながら、被災地の産業復興に向けた商品開発の方策について述べています。
ぜひご覧ください。
 

 
「サバだしラーメン」についてはこちら
 産学連携開発商品のカップラーメンが発売されます [2019.6.24]

 
農業と経済 2021年3月臨時増刊号 第87巻 第2号