本学の菊池勇夫名誉教授が一関市博物館の館長に就任しました。菊池教授は江戸時代の東北・北海道地方における凶作、飢饉の歴史を専門とし、長年本学で教鞭を執られました。執筆活動や講演など幅広く活躍されています。
5月3日付の岩手日日新聞には、新館長就任にあたりインタビューが掲載されました。専門分野やこれまでの一関市博物館との関わりなどに言及しながら、「歴史を勉強した者として、少しでも地域の財産を掘り起こし、記録の継承に役立てたい」「学芸員の研究に的確なアドバイスをしながらも、自分の日々の勉強を大切にし、新たな発見を市民の方々に分かりやすく示していきたい」と抱負を述べられました。