8/11付の日本経済新聞に平川新 学長のコメントが掲載されています

8月11日付の日本経済新聞に、本学の平川新(あらた)学長のコメントが掲載されています。内容はこれまでの「西欧中心の歴史観」から距離を置き、アジアそして日本の歴史観を基に、違った角度から着目してみようというもので、特に日本や中国(清)、ロシアなど、帝国支配の変遷に注目しています。

平川学長は、4月に刊行された著書「戦国日本と大航海時代」(中公新書)の中で「天下統一の過程で、日本は西欧から“帝国”とみなされるようになった」と述べていて、さらに紙面では「当時の西欧人は、日本を“中国の亜流”とは見ておらず、従来の日本史・東洋史の議論に西洋の視点を取り入れることで、世界史の中の新たな日本歴史像も生まれてくる」と、強く訴えています。