2024年度のキャリアアップセミナーは、「女性としての生き方を問い、未来を展望しよう」をテーマに、ここまで6回の開催を数えます。各界で活躍される方々・人生の先輩をお招きして、【自分の専門分野を問わず幅広いロールモデルに学ぶことで、生き方・働き方についての視野を広げる】ことを目指しています。
日付 | ジャンル | 所 属 | 講師 | |
1 | 5月13日 | 運輸 | 東日本旅客鉄道(株)(JR東日本) | 石垣優希氏 (OG) |
2 | 5月27日 | 行政栄養士 | 宮城県保健福祉部 健康推進課 食育・栄養班
管理栄養士 |
佐々木留美子氏 |
3 | 6月10日 | LGBTQ フレンドリー企業 |
イケア・ジャパン
manager Unit People & Culture/Local Marketing |
金澤文子氏 |
4 | 6月24日 | プロスポーツ | (株)楽天野球団 地域連携部 | 山本 澪氏 (OG) |
5 | 7月8日 | 地方行政 | 宮城県労働委員会事務局 事務局長 | 諸星久美子氏 |
6 | 10月28日 | 国際女性支援・
デジタル |
(公財)プラン・インターナショナル・ジャパン アドボカシー担当 |
長島美紀氏 |
会場となった礼拝堂は学生が埋め尽くし、各回の講師の皆さまからは、学生生活や就職活動、プライベートなども交えながら、仕事内容や職場でのご自身の役割についてお話しをいただきました。
1年生から4年生までそれぞれが今の状況に照らし合わせながら、また、就職活動だけに限らず学生生活や人生における大切な気付きを得られたようです。聴講した学生の声を抜粋いたしました。
第1回 講師:石垣 優希氏_東日本旅客鉄道株式会社
・雇用形態や仕事内容、社内の雰囲気やキャリアサポートの制度についても詳しく知ることができたのでよかったです。
・多種多様の職業について知って、自身で考えを深めていくことの大切さも学びました。
・具体的な会社でのキャリア形成について考えることができた。
・「女性だから」苦労することもあるが「女性だから」できることで、それを必要とする人がいる。自分も性別にとらわれず行動していきたい。
・男の仕事だから諦めるのではなく、女にもできると立証してくれ、同じ女性として誇らしいです。
第2回 講師:佐々木 留美子氏_宮城県保健福祉部 健康推進課 食育・栄養班 管理栄養士
・少数精鋭で県の健康課題に向き合い、県民の健康づくりのためのプロジェクトや事業に取り組まれていて、実際に健康づくりのために何をしていくか真剣に向き合う姿にとても感動しました。
・なりたい職業だけではなく成し遂げたい「目的」を考えなければならないと感じました。
・すぐには希望のところに就職できなくても、少し遠回りすることで自分の行きたいところに行けることもあるのだと勉強になった。
・一番印象に残った言葉は「プロフェッショナルとは、自分の品質管理をする人」。自分を管理できなければ、県民の健康を守れないと理解しましたか、どの職業においても共通する概念ではないかと思いました。
・目標を達成したときに「自分が努力したから」などと自分の頑張りを評価しそうになるが、佐々木さんのように夫や子供たちの支えのおかげだと謙虚な気持ちを持つことも大事にしようと思った。
第3回 講師:金澤 文子氏_イケア・ジャパンmanager Unit People & Culture/Local Marketing
・この人はこういう人だからという偏見を持たずその人そのものを受け入れ、その人それぞれのできることに着目するということが、これからの社会で必要になってくる素敵な考え方だと感じました。
・調べてみるとLGBTQ向けの就活サイトもあり、多様性の時代が広まってきているようで嬉しかったです。
・自分は企業を選ぶ側で、面接は企業とのマッチングであるという言葉にとても励まされました。
・1人よりも誰かを巻き込んで物事を成し遂げることの大切さを知りました。
・他者に意志を伝えることで自分のやりたいことに近づくことができることもあると思いました。
・自分の人生を自分で決める、就職活動を行う上だけでなく普段の生活でも活かして実行してみようと思いました。
第4回 講師:山本 澪氏_ 株式会社楽天野球団 地域連携部
・入社はゴールではなくスタートだということを忘れないでいたいです。
・重要なのは「自分が今、何をしたいのか」を深く考え、理解することであるという新たな視点を得ることができました。
・「ファンがなければ草野球と同じ。」ファンを取り組む努力や精神が企業の強みだと感じました。
・自分の信念や譲れないものを実現することが出来る企業はどこなのかを見極めながら就職活動をしたいと思いました。
・就活は怖いものではないと改めて感じました。
・「就活とは出会いであり私たちは選ぶ側。」この言葉がすごく響き、自信がつきました。
第5回 講師:諸星久美子氏_宮城県労働委員会事務局 事務局長
・自身の将来のキャリアや家族計画について考えるきっかけになりました。今後はキャリアプランやライフプランを見直し、大切にしながら成長していきたいと思います。
・働く上で、自分がすべてを溜め込むのではなく、周りと協力し合い解決に繋げることは非常に大切だと思います。
・これからの就職活動で「ここでこの人と働きたい」を大切にして活動していきたい。
・感謝の気持ちを伝えることで多くの方と良い関係を作っていくことも仕事をする上で必要なのだと思いました。
・女性のキャリアと仕事の復帰と子育ての両立を知ることができて、現実的に自分が将来どのように仕事、家庭に重きをおきたいかを考えるきっかけになりました。
・「感謝を伝える」という言葉も印象に残りました。自分も生きていく上で感謝を忘れずに伝えていきたいです。
第6回 講師:長島美紀氏_公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン アドボカシー担当
・FGMの問題を知りやるせない気持ちになりました。それだけでなくジェンダーに基づく暴力はまだまだあるという事実を知り、背景のジェンダー規範への問いかけが必要だということを学びました。
・「失敗は恥ずかしくない」という言葉を大切にしたい。
・自分のキャリアを考えていくうえで、他人の評価や性別などで自分の限界を決めずに様々なことに挑戦したい。
・可愛いおバカの賞味期限は短い。だからこそ、私という人間と今一度向き合い、これからの長い人生について少し時間をとって考えてみたい。
・既知である当たり前が実は知らなかった未知だった。普段生活する中で思い当たる節が多くあったため、この言葉を忘れずに過ごしていきたいと感じました。
・考えるきっかけが大いにある環境に自分を置くことの大切さを学んだ。
・「リーダーになることは自分の人生に責任を持つこと」という言葉は特に心に沁みました。
(W20ブラジルサミット:ジェンダーギャップ解消に向けた世界の取り組み)
/www.plan-international.jp/blog/20241029_blog-12/
今年度のキャリアアップセミナーも残すところ3回となります。どうぞお楽しみになさってください。
日付 | ジャンル | 所 属 | 講師 | |
7 | 11月11日 | 子育て・災害復興 | (特非)ベビースマイル石巻 代表理事 | 荒木裕美氏 |
8 | 11月25日 | 宿泊・観光 | 仙台ロイヤルパークホテル 予約課長 | 深川典子氏 |
特別編 | 現代ビジネス学部との連携「キャリアアップセミナー」 |
<問合せ先>
宮城学院女子大学 キャリア支援課
022-279-4957/career-c(アットマーク)mgu.ac.jp