2022年度「第6回キャリアアップセミナー」[キャリア支援課]

毎年、学生達に多くの学びを提供してくれる「キャリアアップセミナー」。今年度は全8回を予定し、前期のセミナーは全てオンラインにて開講しました。

後期は3年ぶりに、新型コロナウイルス感染対策を十分に行い、本学大学講堂で対面での開催をしました。

 

第6回 キャリアアップセミナー

講師:おかみさわ社会保険労務士事務所

   社会保険労務士 田村由理氏

 

第6回の講師、社会保険労務士の田村由理さんは、本学の国際文化学科をご卒業し、新卒採用で学校法人宮城学院に就職されました。初年度に配属となった総務人事部のご経験が社会保険労務士を目指すきっかけとなります。ご結婚を機に青森県三沢市に転居してからは、社労士・行政書士事務所や障害者福祉支援施設に勤務したのちに、独立開業なさいました。社会保険労務士の仕事についてのお話や、転職・独立開業できたのは、初職の宮城学院職員としての経験を積んだからこそ成し得たと、MG愛も熱く語ってくださいました。学生たちはOGのキャリアを数年後の自分に重ねながら、大変興味深く聴講していました。「続けられていることが自分の強みになる」「行動した結果は成功か成長しかない」など、優しい語り口のなかにも強いメッセージがたくさん込められており、田村さんから多くの学びを得ることができた時間でした。

 

【学生の声】

田村さんの講演を聞いて、社会保険労務士がどのような役割を担っているのか、どのような効果をもたらすのかを学ぶことができました。その上で、自分がどのように人生を生きていくか、どの仕事に就きたいのか、自分自身と向き合うことが大切だと思いました。好きなものを仕事にするのは難しいとばかり考えがちですが、やりたいことをやるために努力することで大きく変化するのだと改めて実感することができました。継続すること、仲間に頼ること、願望を抱くという三つのタイトルをより自分の中で噛み砕くことができました。

(日本文学科1年)

 

続けられていることが自分の強みになると言う言葉に、少し自分の将来の幅が広がったような気がしました。自分が続けられていることをもっと探したら、いっぱいあると思いました。自分にとっては当たり前だけど、誰かにとっては当たり前じゃないのかもしれないとも思いました。行動した結果は成功か成長しかないという言葉も、改めて言葉にして聞いてハッとしました。私はいつも失敗が怖くて、いつも逃げていますが、自分が本当に必要になったとき、この言葉を思い出そうと思いました。

(人間文化学科2年)

 

HP用写真

 

※本講座は例年、公開講座として開講しておりましたが、新型コロナウイルスの影響により、今年度も本学の学生のみを対象とさせていただきます。ご了承ください。

 

ポスター(HP用)