第11回の講師は、東北生活文化大学高等学校 国語教諭 佐藤 香織さんです。
佐藤さんは、北海道出身で高校の国語教員が宮城学院女子大学OGだった縁で、宮城学院女子大学学芸学部日本文学科に進学。同大学院人文科学研究科を修了後東北大学大学院国際文化研究科に進みました。2002年より東北学院榴ヶ岡高校にて非常勤講師として勤務。2009年東北生活文化大学高等学校非常勤講師を経て、2010年より現職に就きました。現在は国語科教諭、第2学年担任、進路部副部長、生文塾(勉強部活)の顧問等を務め幅広くご活躍中でいらっしゃいます。
佐藤さん自身の具体的な経験を踏まえ、「何をしたら良いか分からない」という学生の目線に立ったお話をしてくださいました。「こういう道もあるんだ」と視野が広がり気持ちが落ち着いた学生も多くいたようです。佐藤さんから「人との出会いの大切さ」「流れに身を任せることの大切さ」を学んだ講演でした。
学生からは、
「私もはっきりと何になりたいかは決まっていなく、佐藤さんのお話を聞いて、少し心が軽くなりました。私立高校と公立高校の違いも知れてとても為になりました。どちらの学校であれ、生徒の個性を引き出し将来を導いていける教員になりたいなと思います。」
「教師になる道は一つではないことが分かりました。教員採用試験を受けて公立の学校で働くことの他に、講師として経験を積み、私立の学校で働くことも一つの道であると知ることができました。選択の幅が広がり、教師という職業がより身近に感じました。今回現役の先生の話を聞くことによって、自分の将来像を少しはっきりさせることができました。」
「今回の話の中で「人との出会いやつながり」はとても大切だということが分かりました。私はコミュニケーションを取るのが得意ではないですが、何か困ったときにつながりがあると良いのだなということを学びました。映画もとてもおもしろかったです。」
という感想がありました。
本講座は、前期5回と後期7回、月曜16:20~17:50または土曜13:00~14:30に公開講座として開講していますので、興味を持たれた方はどなたでもお気軽にご参加ください。
問合せ先:キャリア支援課 直通:022-279-4957