いよいよ3年生・院1年生の就職活動が始まります。
これまで、1年かけて学生たちが取り組んだ「就職ガイダンス」の内容を振り返ります。
9月の「就職ガイダンス」
◆第9回就職ガイダンス 「後期スタートアップガイダンス」(9月30日)
昨今話題になっている就職活動のスケジュールについてや、ナビサイトの使い方・注意点、求人検索のコツなど、今後の就職活動に実際に活かせる内容を中心にお話しました。
ニュース等で気になってはいても、詳しく知ることができなかった内容を知ることができた、との声が挙がりました。
10月の「就職ガイダンス」
◆第10回就職ガイダンス 「ジュニアアドバイザーに聞こう」(10月7日)
就職活動を終えた4年生の先輩を囲み、ざっくばらんに質問する座談会を行いました。年齢の近い先輩から直接話を聞き、就職活動に関する不安や疑問を解消することで、「自分もできる」というイメージを身に着けます。
近い距離で先輩と双方向のコミュニケーションが取れたことで、先輩の本音も聞くことができ、参加学生の満足度も高いようでした。
◆第11回就職ガイダンス 「SPI対策講座」(10月28日)
学生たちから「SPIが苦手」「非言語が苦手」といった声をよく聞きます。外部講師の先生から効率良く得点を伸ばすためのコツを教えていただきました。
前期のSPI講座にも参加し、復習や更なるブラッシュアップになった学生も多くいたようです。
11月の「就職ガイダンス」
◆第12回就職ガイダンス 「採用担当者によるトークセッション」(11月11日)
テーマを「採用担当者によるトークセッション 一緒に働きたい=内定を出したい学生とは?」とし、(株)藤崎から採用担当者と宮城学院OGの社員の方をお招きしました。
「第一印象はどうでしたか?」「採用の決め手になったポイントは?」などの採用担当者しか知らないお話や、本学OGの方には、当時どのような就職活動を行っていたのか等の『リアル』なお話しを伺い、参加学生の励みになったようです。
◆第13回就職ガイダンス 「業界職種研究セミナー」(11月18日)
今回は、旅行業界から『株式会社日本旅行東北』、メーカー業界から『アイリスオーヤマ株式会社』をお招きし、それぞれの業界の特色や今後の展望についてお話いただきました
どちらも、学生の「応募したい企業」としてトップクラスの人気を誇る企業です。
人気が高いために、外部の合同企業説明会等では、なかなか話が聞けなかった学生も、今回は、MG生のためだけに話をしていただいたので、じっくり聞くことができたようです。
12月の「就職ガイダンス」
◆第14回就職ガイダンス 「求人票の見方・企業の探し方/求人票の見方・園見学のルール」(12月2日)
この日は、一般企業への就職希望者と、幼稚園教諭・保育士希望者とで教室を分け、ガイダンスを行いました。
求人票の見るべきポイントや、どういったツールを利用して求人を探せばいいのか等について、キャリア支援課職員が解説しました。
幼稚園・保育士希望者には、上記内容の他、園見学をする際のルールについても説明しました。
3月情報解禁を前に、学生自身が満足できる進路を見つけ出すための支援をしていきます。
◆第15回就職ガイダンス 「進路希望調査票配布ガイダンス」(12月9日)
卒業後の進路について記載する「進路希望調査票」を配布し、書き方についての説明を行いました。
「進路の決定にあたって重視すること」や「学業以外に力を注いだこと」「私の特徴(自己PR)」等の各項目について、考え方や書き方のポイントも解説しました。
これらを今からじっくり考えることで、就職活動本番での履歴書やESを記載する際の下準備になります。
進路希望調査票と向き合う時間が、学生にとって将来を考える貴重な時間となることを願います。
◆第16回就職ガイダンス 「GD対策講座・就活何でも大質問会」(12月23日)
多くの企業の選考で用いられているグループディスカッション(GD)。
複数名集まらないと実施ができないため、対策が難しい選考の一つです。
今回は、企業の採用代行等を行っている外部講師の先生をお招きし、GDのコツや、面接官の見ているポイント等を学んだ上で、実際のGDも体験しました。
学生からは、「(もっと上手くなるためには)慣れが必要だと思った」「初対面の相手に自分の考えを説明することの難しさを感じた」等といった声が寄せられました。
春休みに開催する、就活対策集中講座のGD講座も利用しながら、経験を積んでもらいたいと思います。
2020年1月の「就職ガイダンス」
◆第17回就職ガイダンス 「就職活動のためのマナー講座」(1月6日)
本格的な就職活動開始を前に、多くの企業でマナー研修を行っている外部講師の先生をお招きし、より実践的なマナーを学びました。
既に就職活動を終えた4年生に、好印象を与える態度・話し方と、そうではないパターンを目の前で実践してもらい、どこがどう違うのかを話し合うワーク等も行いました。
正解を受動的に知るのではなく、自分たちでマナーの必要性や目的を考えることで、しっかりと自分自身の中に根付かせます。
これを機に、普段の生活の中からマナーを実践していきたいという声が挙がりました。
◆第18回就職ガイダンス 「面接対策講座(面接官の本音)」(1月20日)
1年間続いた就職ガイダンスも最終回を迎えました。
この回では、就活生が最も不安を感じる『面接』について、卒業生の模擬面接練習動画を視聴しながら、面接官の視点に迫りました。
人の面接の様子を客観的に見ることで、具体的な面接の場をイメージし、自分自身が面接官からどのように見られるのかという理解に繋げます。
職員からは、具体的に「身だしなみや態度がどのような印象を与えるか」「話の動向がどのように進んだか」など詳しく解説しました。
就職ガイダンスでの経験を元に、いよいよ実践していく時期となりました。
全ての学生が、自分の納得いく進路を選択していけるよう、これからもキャリア支援課は学生一人ひとりを支援していきます!