音楽科卒業生(研究生修了)の原田 満梨奈さんが、1月15日に東京で開催された「第2回パン・パシフィック現代音楽コンクール」(国際芸術連盟主催)ソロ部門で見事第1位に輝きました。
原田さんのコメントを紹介します。
小学生の頃から現代曲が大好きでした。ほかの参加者を通して、様々な現代曲を知り、レパートリーを増やしたいと考え、今回このコンクールへの挑戦を決めました。
コンクールで弾いたのはオーストラリアの作曲家C.ヴァイン(1954~)の「ピアノソナタ 第1番」第1楽章です。大好きなヴァインの作品を多くの人に聴いてもらいたいという思いをこめて演奏しました。
学生時代、なかなか馴染みのない現代曲を勉強することを勧めてくださった先生方に感謝しています。様々な発表の機会や、演奏の場を設けていただいたことで、自分の力を養うことができました。
今回のコンクールの受賞を励みに、今まで以上に自分の成長と共に内面も表現できるような演奏を目指していきたいと思います。音楽の知識だけではなく、色々なことに目をむけて、色彩、香り、様々なファンタジーを表現できるようになりたいと思います。
原田さんのますますのご活躍を期待しています。
なお、原田さんは2月25日(土)に開催される音楽リエゾンセンター主催「第2回 スプリングコンサート」に出演し、コンクールで演奏したC.ヴァインの「ピアノソナタ 第1番」第1楽章を披露する予定です。詳細はこちらをご覧ください。