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発達臨床学科の「生活環境論」で昆虫採集をしました

2014.08.29

高校生の皆さん、夏休みは満喫できましたか?
本学は、まだ夏休みの真っただ中ですが、夏らしい授業風景を紹介します。

7月25日、発達臨床学科の4年生が対象となる「生活環境論」という授業のなかで、昆虫採集が行われていました。
これは、幼稚園の先生を目指す学生が、少しでも虫に詳しくなれるようにと毎年開講されているものです。
前期最後の授業は晴天に恵まれ、絶好の虫捕り日和となりました。

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最初のターゲットは、クモ。
春先は小さく見つけづらかった中庭のジョロウグモやヒメグモも、しだいに大きくなってきました。
じっくり観察した後は、各自スマホやカメラでクモの撮影です。
この授業では、大学構内でみかけたクモや虫は、なるべく写真として記録に残すようにしています。

シャロン寮の近くでは、クサグモが交尾中でした。その様子を皆で写真撮影。
上がオス、下がメスです。
オスはメスに食べられることもあるので、メスに近づくだけでも命がけです。

その 近くのコンクリート溝では謎の塊を発見。
一見、土のようですが、これはマイマイガという蛾の卵塊(らんかい)なんですよ。

校舎裏の広場に辿り着くと、皆さんそれぞれ散らばりながら、網を振り回します。
蝶や、カマキリ、バッタ、トンボ…etc。いろんな虫が取れましたね。

捕まえた虫はその場で、先生に名前を教えてもらいます。
皆さんも、子どもたちに虫の名前を聞かれたらすぐに答えられるようになるといいですね。

捕獲した虫の一部は実習室に持ち帰り、今度は図鑑で名前を調べます。たくさん撮った写真は、各自でまとめてMGオリジナルの「昆虫図鑑」を作成する予定です。初めは虫を気持ち悪がっていた学生も、次第に慣れてきて、最後には「カワイイ!」と言いながら指で触れていました。

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