さなぎプロジェクト弦楽四重奏“QSP”活動報告

 

 音楽科3年 佐藤愛美

 わたしたち弦楽四重奏QSP(カルテットすっぺ)は12月下旬に2回、演奏を披露させていただきました。東照宮マンション交流会(さんさん会)のクリスマスイベント(12月20日)、仙台市若林区中倉デイサービスでのイベント(12月27日)です。 

東照宮の会は、9月末に参加した仙台市社会福祉協議会主催のボランティアリーダーズカフェがご縁で演奏の機会を頂戴しました。当日はクリスマス会ということでしたので、皆さんご存じのクリスマスの曲を中心に、一緒に歌うなど参加型のプログラムを企画しとても喜んでいただきました。当日は、幼稚園から70代くらいまで25名程度のマンション住人の方々が私たちの演奏に耳を傾けてくださいました。

また、今回は菊池恭江教授にも一緒に演奏していただきました。演奏は勿論ですが、トーク術、場の雰囲気の作り方等も一緒に教えていただき勉強になりました。 

 

中倉デイサービスさんでの演奏会はMG-LACからの紹介で実施させていただきました。今回はカルテットに加え、ソプラノも一緒に季節の歌や童謡を盛り込んだプログラムで演奏しました。

当日は17名の利用者様、4名のスタッフさんにお聴きいただきました。職員の方とは何度も電話で打合せをし、皆さんがご存じの曲をより多く盛り込んだ内容にし、歌詞カードまでご用意下さりました。利用者様と私たちとが音楽を通し共に楽しいひとときを過ごすことができました。 

 

今年度1年間、弦楽四重奏QSP として活動をして、20回の本番を迎えることが出来ました。音楽のあり方、求められ方は様々であると感じましたし、場の雰囲気の作り方までが私たち演奏するものに求められている事だと学びました。私たちが学んでいるクラシック音楽を基盤とし、視野を広げニーズにお応えしながら音楽活動が出来るように頑張りたいと思います。

どうもありがとうございました.