石巻市立中津山第一小学校:夏休み親子料理教室
佐藤養護教諭(本学家政学科OG)の先生と一緒に、親子料理教室をさせていただきました。親子料理教室のテーマは、自分の身体に合った食事量と栄養バランスが簡単にわかる、3・1・2弁当箱ダイエット法です。
参加した子どもたちは、保護者の方々に見守られながら、料理作りやお弁当箱に詰めることに一生懸命に取り組んでいました。実際にやっていくうちに、子どもたちはお弁当箱法への興味を高め、おもしろそうに楽しみながら知識を身に付けている様子でした。
私は子どもたちが主菜や副菜という分類を理解することが難しいのではないかと思っていたのですが、先生の丁寧な説明を聞くことで、お弁当箱法のルールを守って詰めることができていました。
私は栄養教諭をめざしています。今回参加して一番感じたことは、指導者が子どもたちに合わせた説明の仕方や、献立を考え、安全に調理を行うための環境を整えてあげれば、子どもたちは精一杯に応えようとしてくれるということです。また、子どもには難しいと決めつけるのではなく、どのように工夫すれば出来るかを考えて、挑戦させてみることが大切なのだということを実感しました。
また、保護者の方々もお弁当箱法について学んだことで、普段のお弁当では副菜が足りていないことに気がついたとのこと。今後は気を付けたい等の声を聞くことができたことから、保護者の方々にとっても良い機会となったようでした。
今回は、養護教諭の方と一緒に企画しましたが、管理栄養士などの食に関する知識を持つ人々や保護者と連携を図りながら、地域全体で子供たちがよりよい食生活を実践することができるように取り組んでいくことが重要だと実感じました。
食品栄養学科4年 松浦 愛