2023年度 自主活動報告「楽食プロジェクト」

代表 生活科学部 食品栄養学科 3年 佐藤 純乃

「楽食(がくしょく)プロジェクト」は学生食堂が全面リニューアルした2007年から活動しており、今年で16年目を迎えました。

このプロジェクトは、食品栄養学科の学生が中心となり、食のプロとして社会に出る前に日々の学びを応用し学生が主体となって運営することで、学生ならではの視点で利用者のニーズに合ったメニューや環境を作り上げていくことを目的に発足したプロジェクトです。

活動内容としては、学食で「期間限定メニュー」を販売する為に、まずは学生でテーマを決定し、メニュー案を出し合い試作を行います。味や見た目の感想を出し合ったり、調理工程を厨房職員の方々と話し合ったりすることでメニューが改良され、ようやく私たちの考えたメニューが提供されます。

今年度の楽食プロジェクトでは5月チーズフェア、6月中華フェア、11月りんごフェア、12月クリスマスフェアを行いました。

また、6月には高校の先生方を対象とした入試説明会で「はちみつレアチーズケーキ」の提供を行いました。キャンパスの巣箱で採蜜されたはちみつを使用した、酸味のきいた優しい味わいのケーキが完成しました。

はちみつレアチーズケーキ

この写真は今年度初めに行われたチーズフェアの試食会の様子です。彩りや量、味などの視点から意見を出し合います。

チーズフェア試食

毎年行われるりんごフェアでは、青森りんごの会様よりご提供いただいたりんごを使用し、数種類のスイーツを考案しました。今年のりんごフェアではりんごのエッグタルト、カラメルりんごのチーズケーキ、薔薇りんごのマフィン、りんごのバスクチーズケーキを提供しました。たくさんの方に喜んでいただき、りんごフェアを盛り上げることができました。

りんごフェア試食

このプロジェクトのやりがいは日々の学びや知識を活用し、実際に社会に出る前に学生食堂で実践できることだと考えます。また、学生自身がメニューを考案することによって、学生のニーズに合わせたメニューを実際に提供することができ、喜びや達成感を得ることができます。今後もさらに学生食堂を楽しんでもらえるよう、フェアを通して学食を盛り上げていきたいと思います。

昨年に引き続き、食品栄養学科の学生だけでなく、現代ビジネス学科や英文学科の学生も新しくプロジェクトに加わりました。他学科との交流もあり、学科ごとに学んでいる得意分野を生かし様々な視点から利用者のニーズを考え、学生食堂の満足度を向上できるようにしていきたいと考えていきます。

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