2023年度 自主活動報告「Heartful Sweets」

代表 生活科学部 食品栄養学科 3年 髙橋 李緒

Heartful Sweetsは、お菓子の提供を通して、施設に滞在する子ども達やご家族に「ほっとする・楽しい時間」を提供することを目的としたプロジェクトです。今年度は、ドナルド・マクドナルド・ハウスせんだいと森の子ども園にて活動を行いました。

ドナルド・マクドナルド・ハウスせんだいは、県立こども病院に入院するお子さんやそのご家族の滞在施設であり、施設の利用者に手作りお菓子を提供しています。試作や施設での活動の際は、アルコール消毒や手袋の装着、感染症チェックリストの実施により、感染症対策を万全にすることで安全・安心なお菓子を提供できるよう配慮しています。また、誰でも安心して食べられるように、米粉や豆乳などを用いることで、特定原材料7品目のアレルギー物質をなるべく含まないお菓子を作っています。

今年度提供したお菓子は、アンブレラクッキー (6月)、レモンケーキ (7月)、大学芋風焼きドーナツ (9月)、かぼちゃプリン (10月)、 バナナケーキ(11月)、 トナカイケーキ(12月)です。

Heartful写真①

Heartful写真②

8月には、宮城学院女子大学附属の森の子ども園の児童クラブの子ども達と一緒にくまのココアマフィンを作りました。小学生・大学生ともに楽しく活動を行いました。

Heartful写真③

Heartful写真④

2011年から始まり、今年度で13年目になるプロジェクトになります。

今年度は、活動資金となる外部助成金獲得にも挑戦しました。オンライン説明会への参加や申請書の作成に取り組み、東北労働金庫「未来へのタスキ」助成金に採択していただくことができました。

大学生ボランティア活動向け助成金制度「未来へのタスキ」|生活応援バンク・東北ろうきん|東北労働金庫 (tohoku-rokin.or.jp)

ぼらせん12月号-3 (shakyo-sendai.or.jp)

※仙台市ボランティアセンター広報誌「ぼらせん」に贈呈式の様子が掲載されています。

今後は感染症の状況を見つつ、感染症流行前に行っていたような、マクドナルドハウスに滞在しているお子さんと交流しながらの活動も少しずつ行えるようになればと考えています。また、来年度は児童養護施設でのお菓子作りの活動も計画しています。来年度は多くの子ども達と関わりながらHeartful Sweetsの活動を広く展開していきたいです。

毎月の活動をHeartful Sweets公式のInstagramアカウント(heartful_sweets)で発信していますので、興味のある方はぜひご覧ください。