代表 生活科学部 食品栄養学科 3年 板橋 かおり
Heartful Sweetsは、病気の子どもたちとそのご家族に「ほっとする・楽しい時間」を提供することを目的としたプロジェクトです。県立こども病院に入院するお子さんやそのご家族の滞在施設であるドナルド・マクドナルド・ハウスせんだいにおいて、子どもたちやそのご家族に手作りお菓子を提供しています。
今年度は、新型コロナウイルス感染症により2年間休止していた施設での活動を再開させ、6月から月に1度施設での活動を行うことができました。試作や施設での活動の際は、アルコール消毒や手袋の装着、感染症チェックリストの実施により、感染症対策を万全にすることで安全・安心なお菓子を提供できるよう配慮しています。
また、誰でも安心して食べられるように、米粉や豆乳などを用いることで、特定原材料7品目のアレルギー物質をなるべく含まないお菓子を作っています。
今年度提供したお菓子は、あじさいカップケーキ(6月)、七夕クッキー(7月)、しっとりさつまいもクッキー(9月)、米粉とアーモンドのりんごケーキ(10月)、米粉のどら焼き(11月)、ゆきだるまマフィン(12月)などです。
2011年から始まり、今年度で12年目になるプロジェクトになります。今後は感染症の状況を見つつ、感染症流行前に行っていたような、施設に滞在しているお子さんと交流しながらの活動も少しずつ行えるようになればと考えています。
毎月の活動をHeartful Sweets公式のInstagramアカウント(heartful_sweets)で発信していますので、興味のある方はぜひご覧ください。