さなぎプロジェクト「楽食プロジェクト」活動報告

※本学には、学生の自主企画活動を支援する仕組みがあります。

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食品栄養学科2年 大町美咲

楽食プロジェクトは「学食をもっとより良く楽しい空間にしたい」という目標のもと、2007年から継続しているプロジェクトで今年で10年目を迎えました。

学生食堂「ピエリス」において、季節や行事に合わせてあるいは流行を取り入れたタイムリーなフェアを開催するため、メンバーが主体となってミーティングや試作・試食を重ねて新メニューを提案し、新メニューのレシピの作成、ポスターやSNSを利用した広報・宣伝活動を行い、フェア開催時にはアンケート調査も実施しています。

フェアは年に数回開催していて、これまでにスイーツフェア・ヘルシーフェア・韓国フェアなどを実施してきました。

今年度前期の活動としては、4月に「新入生歓迎フェア」、6月に「麺・丼フェア」、7月に「七夕フェア」を開催しました。

「新入生歓迎フェア」では、新入生にたくさん学食を利用してほしいという思いを込めて人気のメニューを取り揃え、「麺・丼フェア」では、麺と丼を日替わりで1種類ずつ提供しました。

「七夕フェア」では特にデザートに力を入れ、例年にはなかった新しい提供方法に挑戦しました。それは、フルーツに自分でサイダーを注いで食べるタイプのデザートです!見た目も可愛らしく、価格もリーズナブルであったため、多くの学生さんに楽しんでいただくことができました。

実際に料理を食べた学生へのアンケートの結果から、多くの方から満足していただけていることが分かった一方、一部には料理の改善を求める声なども寄せられました。

そのような意見は貴重な声として、これまでのメニューの改善点を見つけ、後期の活動では、前期よりも多くのみなさんに学食を楽しんでもらえるよう、より工夫を凝らしたメニューの開発をしていきたいと思っています。

後期には「ハロウィンフェア」や「クリスマスフェア」、1年間で人気のあったメニューを再び提供する「復活フェア」等の実施を計画しています。

さらには「東北地区青森りんごの会」さんとの連携で青森県産りんごを使ったスイーツを提供するなど、11月7日(火)に学内で開催する「青森りんご キャンパスキャンペーン」の準備を進めています。

後期に計画している各フェアがそれぞれ魅力的で楽しいものになるよう、メンバー1人1人が積極的に意見を出し合い、学食を利用する全ての方々に満足してもらえる楽しい空間を提供できるよう、これからの活動もがんばりたいと思います。