日本文学科伝統文化教育プログラム 実技講座「能を体験する」を実施しました

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日本文学科では毎年、日本が誇る伝統芸能を学ぶ「伝統文化教育プログラム」を実施しています。

2025年度伝統文化教育プログラム第一弾は、喜多流能楽師 佐藤寛泰 師による特別講義「能を学ぶ!」。
こちらは6月11日(水)に学内で実施しました。
第二弾は9月9日と10日に、佐藤寛泰 師による実技講座「能を体験する」を開催。例年春休みに実施していましたが、2025年度は初めて夏休みに開催となりました。
第三弾には、人形浄瑠璃「文楽」の鑑賞を予定しています。『曾根崎心中』を一年生全員でS席で鑑賞します。
これらはすべて日本文学科に開講されている「日本文化史」という授業の一環として実施されています。

実技講座「能を体験する」で今回教えていただいた演目は「紅葉狩(もみじがり)」です。
鬼が登場する人気のある演目で、1年生を中心に日本の伝統芸能に興味を持つ学生が参加しました。

二日間かけて能の基本について学び、最後には参加者ひとりひとりが舞を披露しました。
謡に最初は苦戦しましたが、何度も練習を重ねると声が出るようになりました。

短期間での開催ということもあり、完璧に覚えることは難しかったと思います。
それでも、扇を持ち、すり足を用いて舞う姿は輝いておりました。

参加した日本文学科の皆さん、伝統芸能の世界を垣間見ることができましたでしょうか。

喜多流能楽師の佐藤寛泰 師と鈴木敏彦先生、今年も大変貴重なお時間をありがとうございました。