日本文学科には「東北再発見」をテーマに掲げた授業が開講されています。
その名も「東北の文学・文化・ことば」。
日本文学科の2~3年生を対象にした授業であり、世の善男善女を東北再発見の旅に誘うべく、日文ならではの観点から東北を深掘りし、テーマエリアの歴史や魅力、地域の文化資源や観光資源を発掘し続ける非常にアクティブな授業です。授業の最終目標はディープでユニークなツアー企画の立案と本格的なガイドブックの制作となります。
初年度は遠野物語。2020年度は松尾芭蕉と松島。そして2021年度と2022年度はみちのくの「鬼」。
「みちのくには鬼がいる。鬼が棲む。」そういった言い伝えが東北地方にはあるそうです。2021年度は岩手県に残る鬼伝説を調査しましたが、2022年度は鬼伝説を求めて福島県に向かいました。事前に調査していた情報をもとに現地に赴くことで、大層学びの多い研修旅行となりました。
そして、いよいよガイドブック制作に取り掛かり、この度無事に発行することができました。
今回も大変読み応えのあるガイドブックになりました。このガイドブックですがオープンキャンパスで配布を予定しています。文章を書くのが好き、写真撮影が好き、調べるのが好き、旅が好き・・・・・etc. 何よりも自分たちで本を作ってみたい高校生の皆さん。ぜひオープンキャンパスにおいでくださいね。