【日本語教員養成課程】「やさしい日本語」シリーズ第二弾が完成しました

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日本文学科日本語教員養成課程では、2021年度より「やさしい日本語」で読む日本文学リライト・プロジェクトに取り組んでいます。このプロジェクトは日本文学科ならではの学びを生かし、古典文学や近代文学を中心に複数の文学作品を、日本語を勉強中の外国人学習者にもわかりやすい「やさしい日本語」(レベル:初中級程度)にリライトして、最終的には読みやすいサイズの冊子にまとめ、日本語学習者にプレゼントするというものです。日本文学科の学生たちによる活動の一つです。

初年度は宮沢賢治の『やまなし』、野口雨情の『虹の橋』、新美南吉の『飴だま』、そして古典文学の『伊勢物語』に取り組みました。作品は日本文学科ページ内に設置された「やさしい日本語」専用ページでダウンロードすることが可能です。

さて、二年目に取り組んだ日本文学作品をご紹介しましょう。

・清少納言『枕草子』

・『宇治拾遺物語』から「児(ちご)のそら寝」

・夏目漱石『夢十夜』

・江戸川乱歩『指』

・夢野久作「キャラメルと飴玉」と「きのこ会議」

・新美南吉「あし」と「赤とんぼ」

古典文学から近現代文学まで8作品をリライトしました。昨年度同様、挿絵も学生たちが手掛けました。

同じく「やさしい日本語」専用ページでダウンロード可能となりますのでぜひご覧ください。