日本文学科には、先生方と学生の自主的研究活動組織として「日本文学会」があります。
日本文学会は日本文学科の教職員と学生により構成され、有志の学生により委員会が運営されております。委員会内は企画部・編集部・図書部に分かれ各部ごとに活動していますが、その中でも編集部が年に2回発行している機関紙『葉』第108号が完成しましたのでご紹介します。
『葉』第108号ですが、3月中旬に発行となりました。昨年度秋に着任された先生のインタビューや、ご退職される先生からのメッセージ、編集部の学生によるエッセイなどが掲載されています。もちろん、日本文学科の学生たちによる様々な活動も記事として取り上げます。1年生全員で観劇した人形浄瑠璃文楽の記事もあれば、企画部が実施した文学旅行の記事もあります。日本語教員養成課程の取り組みも紹介されていますね。本当に盛りだくさんの内容となりました。
さて、この『葉』の歴史を遡ってみると、記念すべき第一号は1965年に発行されました。日本文学科が四年制となり、会の名称が従来の宮城学院「国文学会」から宮城学院女子大学「日本文学会」に変更となった年です(それまでは短期大学の「国語科」でした)。つまり、日本文学会が成立した年になります。
約60年前に第一号が発行された『葉』という伝統は現在にも受け継がれ、日本文学会の学生たちが新たな一ページを創り出していきます。今年度最初の号は夏に発行予定です。どうぞお楽しみに。