日本文学科の菊地恵太先生の著書が出版されました。
菊地恵太著 『日本語学会論文賞叢書2 日本略字体史論考』
武蔵野書院 / 2022年1月
「本書は従来明らかにされていなかった略字体の使用実態の歴史を把握し、非規範的場面における漢字字体史の一端を明らかにすることを目的とする。そのため、「歴史上の略字使用の実態の把握」「使用実態の変遷過程の解明」「略字使用を左右する要因の考察」の以上のような研究を複数の字種を対象として行い総括することによって、略字体の歴史を個別的な歴史的事象の羅列としてではなく、体系的な文字史・漢字字体史の一端として叙述することが可能になると思われる。」(武蔵野書院ホームページより)