日本文学科の日本語教員養成課程では、仙台市内の日本語学校において留学生を対象とした日本語教育実習を行っています。
今年は、8月末から2週間のグループと、9月12日から2週間のグループの2つに分かれて完全オンラインの形で行っています。昨年度もコロナ感染対策のため、オンラインでの実施になりましたが、今年も同様の形となりました。しかし、このような状況の下でも実際に日本語学習者に対して授業ができるのは大変ありがたいことだと思います。オンラインならではの難しさや限界はありますが、実習生たちは効果的に使えるオンラインツールを駆使しながら工夫を重ね、留学生たちとの授業を通して多くのことを学んで日々成長しています。
10月6日(水)、2年生の日本語教育演習Ⅱの授業において、先輩たちの日本語教育実習の一部をリアルタイムで見学しました。初めて日本語の授業を見る学生たちが大部分ですので、先輩たちの留学生とのことばのキャッチボールを大変興味深そうに見ていました。このように先輩たちの実習風景を生中継で見られるのは、オンラインならではのメリットです。11月には、4年生による日本語教育実習報告会が後輩に向けて開催されます。こちらも楽しみにしています。