日本文学科キャリア講座「学芸員のお仕事」を開催しました

career2017

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月3日(月)、日本文学科では今年度最初のキャリア講座「学芸員のお仕事」を開催しました。講師には日本文学科OGであり、仙台文学館にて学芸員として勤務されている阿部朋子さんをお迎えし、とても詳しいお話を伺うことができました。

学芸員の資格取得を目指し勉強している学生にとっても、そうでない学生にとっても、大変有意義な時間となりました。出席した学生たちからは、「学芸員の具体的なお話を聞けて、改めてその仕事の大変さと奥深さを知りました。」「貴重な講座でした。私も学芸員になりたいです。」「ひとつの企画を通すために、どれだけの労力と時間が必要なのか、詳しく知ることができました。」「知識はもちろんですが、柔軟に取り組める能力を大学生のうちに身につけたいと、お話を伺って思いました。」といった感想がたくさん寄せられました。どの学生のコメント用紙も文字でびっしり埋まっていました。

阿部さんは昨年仙台文学館で企画を担当された特別展「にゃんてったって猫~猫と人間の物語~ 」について、どのような経緯で開催に至ったのかを具体的に教えてくださいました。そこには熱意と情熱が溢れていたと思いませんか。そして、人と人との繋がりがどれだけ大事であるかわかりましたね。

新しい出会いは新しい関係を生み出します。今はそう感じなくても、将来、感じる時がくるかもしれません。学生たちがこれからどういった仕事を選ぶのかはまだわかりませんが(同時に楽しみではありますが)、繋がり、というものを大切にしていって欲しいと思います。

日本文学科の卒業生であり、学生たちにとっては先輩でもある阿部朋子さんを、この度講師としてお迎えすることができました。OGの活躍ほど、喜ばしいことはありません。出席した学生たちも同じように感じたようです。「今回、日本文学科のOGの方が自分の夢でもある学芸員の話をしてくださって、とてもいい機会をいただけて嬉しかったです。」という感想がありました。

日本文学科では今年度、4回にわたるキャリア講座を予定しています。次回は秋頃となります。多くの学生に参加して欲しいと思います。